淀川でのバーベキュー禁止に思う。
淀川の河川敷公園を自転車で走っていると、去年まではなかった「バーベキュー禁止」の標識が目に付きます。
なぜなんだろうと思っていたら、平成18年4月からバーベキューは指定区域内のみでの利用になったのだとか。
http://www.yodogawa.kkr.mlit.go.jp/img_upload/news/56_1.pdf
なぜバーベキューが指定区域内のみになったのかというと、こういう問題があったんですね。
- やっていいの? いけないの? 「バーベキュー問題」!!!
http://www2.kasen.or.jp/yoshibue/yoshi39/yoshibue_kanri.html
2004年当時すでに公園内でのバーベキューが問題になっており
されていたのだとか。
自分は土日は淀川河川敷を自転車で通らないようにしてるんですね。
だってすごく危ないから。
というのもバーベキューでの利用者の公園の利用方法がムチャクチャなんですよ。
道路の真ん中でテニスやバドミントンをしたり、道路にまではみ出してバーベキューをしたり、小さな子どもから目を離すので子どもが道路に飛び出したり、歩行者も歩いてる幅の狭い道を公園駐車場まで自動車で激走したり、月曜にはゴミの山になってたりと、とにかく傍若無人の振る舞い。
そのうち規制されるんじゃないかと思っていたら案の定規制されることになったわけです。
この結果についてバーベキュー愛好者は反論できますか?
もちろんマナーの悪い利用者は一部かもしれません。
でも一部が積み重なればそれは全部になってしまうのです。
バーベキューが指定区域内のみになってもマナーの良い利用者の方がいれば、淀川でのバーベキューの楽しみが奪われることはないでしょう。
でも指定区域内でも狼藉が問題になるようであれば、その先は全面禁止が待ちかまえています。
マナーとは個人の自主的なおこないです。
誰に強制されるわけでもない、あくまでも個人の行為です。
その自主的なおこないが出来ないのであれば、国や自治体が規制するしかない。
国や自治体に強制されなければ出来ないなんて、ものすごく子どもっぽいことじゃないですか?
このバーベキュー問題、いま起こってる色々な問題にも共通することだと自分は思います。
マナーの悪さのせいで国や自治体が介入し禁止や規制。
自分で自分の首を絞めるってのはこのことじゃないかなぁと思いました。