ゴルフデビューしました。

…というわけで、4月のあたまにゴルフのコースデビューしてきましたよ、と。


何が「というわけで」なのかと言えば、職場の飲み会での売り言葉に買い言葉なのですが。
職場の偉い人に挑発されて「できらぁ!!」とばかりに返答しちゃったらコースデビューすることになっちゃったと。
別の偉い人にクラブセットをもらっていて、これを寝かせておくのもまずいなぁと思ったのもあったのですが。


コースデビューする前、週末はずっと打ちっぱなしに行ったり、ノー残業デーにも行ったり、偉い人に打ち方を見てもらったり、ショートコースを回ったりと色々と練習。
その結果がコースデビューで172打。
「まぁ、初回ならそんなもんじゃないの?」と言われるぐらいの、ネタにしにくい打数でフィニッシュ。
ドライバーが全然飛ばないからどうしようもないよねぇ。
バンカーから全然球が出ないからしょうがないよねぇ。
アプローチとパターは良かったのにねぇ。
と、課題(球が上に上がらないとどうしようもない)がわかったので、今度は150は切りたいなぁと思って今も打ちっぱなしに通っています。
次は7月かな?


で、この歳になってはじめてゴルフをやってるのですが、初心者として色々と感じたこと、思ったことを書いていこうかなぁと。
初心者が書くことですので、間違ってるところや勘違いしてるところがあればご指摘ください。

  • 練習場は人でいっぱい。

あちこちの練習場に行ったのですが、どこの練習場も土日はどの時間も人でいっぱい。
平日も結構人がいっぱいで、打順待ちも出来るくらい。
仙台は単身赴任してきてる人が多いので、嫁さんの目を気にせずここぞとばかりに打ちに来るって話も聞きましたが本当かどうか。
昔はゴルフの打ちっぱなしというと閑散としてたっていう記憶があったので、これにまずはビックリ。

  • 道具は意外とお金がかからない。

Amazon楽天で検索してもらうとわかるのですが、クラブのフルセットで安ければ2万ぐらい、高くても4〜5万もあれば揃います。
中古クラブなら有名なメーカー品も安く揃えられます。
追加でキャディバッグやシューズや小物を揃えても10万円もしないんじゃないかな?
初期投資が結構かかっても、消耗品じゃないから長く使えますし。


意外と多いのは偉い人や先輩からセットを貰えるケース。
自分も偉い人から貰いましたし。
ゴルフをやってる人ってセットを買い換えたくてもなかなか買い換えられないので「後輩にあげた」とか「同じ職場の若手にあげた」っていうのを買い換えの口実にする人が多いのですよ。

  • コースもそんなにお金はかからない。

自分がデビューしたコースはキャディさんがついて15,000円だったかな? (16名、4名×4組)
これはかなり高額の部類だそうです。
だけどキャディさんをつけず、セルフで回るコースを探すと東北だとかなり安い金額であります。(4〜5千円だったかな?)
だから関東から東北に来ると、この値段の安さで軒並みゴルフにはまってしまうのだとか。

  • 若手プレーヤーは大切にされます。

ゴルフは紳士のスポーツだというのもありますが、若手プレーヤーや新規参入者はとても大切にされます。
これはゴルフ場にとっても、練習場にとっても、プレーヤー間においても。
若手から見れば「ゴルフはオッサンがやってる遊びで、若者は入っていきにくい」と思われてるかもしれませんが、ゴルフをやってる人からすれば「若者入ってきてぇ〜!」な状態なのでWelcomeで歓迎されます。

  • ゴルフは庶民の遊び?

いや、バブル期の頃ってゴルフって金持ちがやる遊びって感じだったじゃないですか?
会員権がどうたらこうたらって。
だから僕の頭の中にも「ゴルフは金持ちの遊び」っていうイメージがあったのですが、この歳になって初めてゴルフをやってみて「?」と。
道具やプレーにそんなにお金はかからないし、ゴルフ場の対応も気取ったところもなく普通の対応だし。普通の人たちが普通にプレーしてるし。
なのでイメージが崩れて「あれれ?」と。
そんなにお金はかからないから下手すればこれ、庶民の遊びだよなぁと。
逆に庶民の遊びになることでの弊害も聞いたのでなんとも言えない部分はあるのですが、「ゴルフは金持ちの遊び」っていうのは今は違うのだなぁと。

  • キャディーさんに聞いたあれこれ。

初心者がコースを初めてまわる際に「もう来ない」じゃなく「また来よう」と思えるように全力を尽くすとのこと。
ゴルフ場も「もう来ない」じゃなく、「また来よう」って思えるような、初心者とリピーターを大切にするような経営を心がけてるところが多いそうです。


初心者とリピーターを大切にするあまり、難しいコースが減ってるとか。
コースが難しいとやっぱり「もう来ない」になってしまうから、じゃんじゃん木を切ってるし、バンカーも埋めてるし、コースも広くとるようになってるそうです。
ただ、そうすると上手いプレイヤーにはもの足りないコースになっちゃうので、バランスを取るのが大変なんだとか。
プロがツアーで使うようなコースを建設当初から見てるそのキャディーさんは初心者向けに改造されたあとのコースは「目もあてられない」んだそうです。


とにかくゴルフをやる若い人が増えて欲しいそうです。
近年の統計を見るとゴルフ人口は増加に転じてるようですが、それでもつい最近までは減少につぐ減少を続けてきたし。
「若者のゴルフ離れ」なんて言われないぐらい元々若者のプレーヤーは減ってるし。
ゴルフ業界として色々とやってるみたいだけど、それでも若者は増えていないんだとか。
プレーしてみれば面白いんだから、もっともっと若い人に入ってきて欲しいですねー、と。



…とまぁ、色々と書いてきましたが。
自分の頭の中には「ゴルフは金持ちがやる遊び」っていうイメージがあったので、そのイメージが壊れたのが一番大きかったかな?
参入に敷居が高そうな気がするけど、一歩踏み出せば意外とそうでもないってのも。
一回ラウンドしてみて「こんな感じかぁ」ってのがわかったので、また今後いろいろとあれば何か書こうと思います。


さて、7月に向けて練習だ!!
…と、その前に仲間だけでコースを回ろうかな?
今度は「痛マーカー」を作って持っていこうっと。