「やる気あるのかっ!?」って台詞は無能の証拠。

オイラにはよくわからない、理解できない人がいます。
それは人を叱責する際に「やる気があるのかっ!?」って言う人。
オイラはこういうことを言う人のことも気持ちもさっぱりわからない。
だって、これ、どっちにころんでもBAD ENDの選択肢ですよね。


「やる気あるのかっ!?」→「やる気あります」→「じゃあ、なんで出来ねぇんだよ!!」→BAD END


「やる気あるのかっ!?」→「やる気ないです」→「じゃあ、辞めちまえっ!!!!」→BAD END


ね?


どっちを選択してもBAD ENDにしかならない選択肢を投げかける人の精神構造がオイラにはさっぱりわかりません。
だって、オイラからすれば、それは「やる気あるのかっ!?」という質問を投げかける人のマネジメント能力が決定的に不足してんじゃないですか? と思うから。


「やる気あるのかっ!?」って言葉からわかると思いますが、この台詞を言ってる人は仕事を他の人に投げているわけです。頼んでいるわけです。
で、その頼んだ仕事に内容が達していなかったから「やる気あるのかっ!?」って言葉が出てくるわけです。


でも、ですよ?
その人は頼んだ仕事に対して具体的な条件、詳細な仕様をきちんと相手に伝えたのでしょうか?
頼まれた方から質疑があったとき、きちんと回答してるでしょうか?
条件、仕様について「お前が考えろよ」と丸投げしてはいないでしょうか?


頼まれた方からすれば限られた作業時間で出来るだけの作業をしてるのに「やる気あるのかっ!?」って言われても、「いやいや、アンタ条件も仕様も質疑も何も答えなかったじゃん?」って答えるしかないんですけどねぇ。


取り合えずの結論は「やる気あるのかっ!?」っていう台詞を吐く人間にはまともな人間はいないです。
「やる気あるのかっ!?」と叱責する前に、己はきちんと相手に条件と仕様を説明し、質疑にきちんと答えたか自問自答した方がいいと思います。


丸投げ作業に「やる気あるのかっ!?」って言われても、ね?
条件も仕様もわからない、質疑をあげても説明もしてくれない仕事にやる気なんか出るわけないです。