新聞紙の半分は広告で出来ています。

ちょっと電車で出かける用事があったので、車内の暇つぶし用に朝日新聞の朝刊を駅売店で買いました。
11月8日の朝刊で、9日が休刊日ということもあり40ページという分厚さですが。
んで、読んでで気になったこと。


…読むところがない…。


なんで読むところがないんだろう? と考えていると、広告が多いことに気付きまして。
じゃあ、どれだけ広告が出てるんだろうと車内で暇つぶしに数えてみました。
カウントした広告には企画広告も含みますが、こんな感じでした。


総ページ数…40ページ


全面広告…10ページ
1/2広告…10ページ
1/3広告…13ページ
1/4広告…2ページ


この広告の量を延べページ数になおすと19.8ページ。
約半分が広告という有様でした。
そりゃあ読むところもないですよねぇ。
(休刊日前の発行だから、テレビ・ラジオ欄も倍になってますので)


んで、その広告も大半が健康食品か通販。
企画広告も健康食品がらみで、これだったら朝日新聞がその健康食品の効能に担保を与えたかたちになっちゃわないかしら?


こんな広告のカタマリ、戸別配達で家に届けられるんならともかく、駅売りで持たされたらたまったもんじゃないですよね。
重いは嵩張るわ暇つぶしにもならないわ。
こういうところが新聞社がお客様に向き合っていない証拠だと思います。


広告ばっかりで読むところがないってのは新聞として致命的じゃあないんですかねぇ。


あ、そういや日曜版には書評のコーナーがあるのですが、11月8日版では西尾維新氏の『化物語』が取り上げられてました。
書評の内容については…、『化物語』を取り上げた一般の方のブログの方がわかりやいというか、ちゃんと的確に捉えてるというか。
西尾維新氏のファンの方は朝日の販売所に行って8日版をもらってみてはいかがかしら?
買っちゃダメですよ?
「ちょうだい」って言ったらくれますから。


<PS>


この書評、書いてるのが斉藤環氏でした。
どうりで書評が"萌え"に偏ってズレてるわけだ(笑)。