首都高周回について。
「首都高」「暇つぶし」で検索していらっしゃるかたがいるようなので、毎週のようにおこなっている首都高周回について書いてみようかと思います。
基本的に首都高は道路交通法を守って周回するぶんには何の問題もありません。先達が実証してくれてます。
土日の深夜や早朝に速度超過してローリング族のように周回すると捕まりますけど、速度制限をきちんと守ってれば捕まえませんよ、と警察の公式回答。
じゃあ通行料金はどうなるかというと、入った料金所と出た料金所の最短距離の経路の料金となります。これは入った料金所と出た料金所が同じ場合でも最短距離の経路の料金となります。
ちょっと首都高の画像を貼ります。
例えば渋谷から乗って渋谷で出た場合、C1を1周すれば戻ってくることが出来るので料金は300円となります。料金は下記サイトで検索できます。
これは首都高以外のインターチェンジを通ったときも同じ。
あと、「Y」の八重洲線は首都高とは別会社なので首都高周回中に八重洲線を通ってしまうと連続周回じゃなくなってしまい、あらたに料金が発生しなおすのですが、ETCだったらあとで差額を調整して最短距離の料金にしてくれます。
そして首都高の最大料金は1,300円。1,300円で1日暇つぶし出来ると考えればお得でしょ?
では首都高周回で気をつけなきゃいけないポイントを。
・C1、C2のサインを理解する。
C1外回り、内回り、C2外回り、C2内回りってこういう標識が出てます。
「C(Circle)」は環状線を表しているのでCの意味を覚えておけば上の首都高マップでいま自分がどこを走ってる、いまどこへ走ろうとしてるかがわかりやすくなります。
・C2から外側は別料金。
首都高の環状線にはC1(内環状)、C2(中環状)、C3(外環状)があるのですが、C2から外は別料金となります。なぜならC1、C2は首都高、C3はNEXCO東日本の路線だから。知らずにC3へ向かうと連続周回が途切れるどころか別料金が発生して手痛い目にあいます。元の入り口へ戻ろうにも外環状だから長い距離を走らされることになります。ついでに書くとC3は環状道路としては完成してません。
・6号両国線は通らないほうがいいです。
毎週のように事故が起きて渋滞してるから。すいてる土日でも事故渋滞を起こしてます。事故のポントは下りはC2との合流、上りは6号線と7号線との合流。
ただ、この路線、スカイツリーを間近に見られるし、隅田川と併走して景色がいい路線なんですよねぇ。もしも両国線を通るなら渋滞情報を確認してからどうぞ。
・首都高にはパーキングエリアがあります。
長時間周回していてトイレに行きたくなったら? 実は首都高にはパーキングエリアが何カ所もあります。有名な大黒パーキングエリアも首都高だしね。周回初心者には大黒パーキングエリアがおすすめ。パーキングエリアに入りやすいし出やすいし、台数がたくさん停められるし。ここを起点に元の路線に戻ることも出来るしね。
都内のパーキングエリアならおすすめは辰巳第一パーキングエリアかなぁ。ここも入りやすいし出やすいし、台数が停められるし。他のパーキングエリアは台数が停められないし、合流路が短くて合流しにくくて危険だし。
・土日の深夜や早朝の周回はやめたほうがいいです。
前述のとおりローリング族がいるから。ローリング族とは首都高の制限速度を超えてタイムアタックしてるバカものたち。車もいればバイクもいます。
こいつら基本的に右車線しか走らないので左車線にいればやりすごすことは出来るんだけど、もらい事故に遭いたくないからね。だいたいどこかで事故を起こしてます。
湾岸線やC2は晴れてれば景色がいいし、C1は東京の名所をぐるりとまわるので楽しいし。あまりおすすめしない趣味ですが、首都高をただ通過するよりも楽しんでみてはいかがでしょうか? 暇つぶしにどうぞ。