「みんな壊してやる!!」

個人的には斬鉄剣よりも『帝都物語』で魔人・加藤保憲が振るう妖刀・関孫六が好きな刀の設定。
作中の関孫六は三島由紀夫を介錯し、竜脈を断ち切るドラゴンスレイヤーにして神をも斬り捨てる魔剣。
加藤がキャスターとして召喚されたらかなり手強いキャラになりそうですね（笑）。
というのも加藤保憲もまたある英霊の生まれ変わりだから召喚されうる可能性があるわけで、加藤保憲の真名は……読んで確かめてみてください。
しかし聖杯戦争が"日本"でおこなわれたら加藤がぶっちぎりで勝ちそう。聖杯の本来のチカラで世界を灰燼に帰すこともいとわないだろうし。加藤VSサーヴァントたちってのも見たいなぁ。

見たければ自分で作るってのが同人なんですけれども。
加藤VSサーヴァントとかお笑い聖杯戦争とか、こういうおバカな発想がポコポコ出てくるってのはある意味自分の中で作品を噛み砕き、ネタがこなれてきてる状態。
とりあえず今度のコミコミで『Fate』本をでっち上げ…られればいいなぁ。

そういえば昔、オールナイトニッポンでデーモン小暮と加藤保憲（嶋田久作）が「悪魔VS魔人」として対談してた回を聴いたことがあります。
確かその回だけネタの最後に「みんな壊してやる！」と加藤が叫ぶコーナーがあったような。

『帝都物語』のおかげで古典を読むのが好きになり、学校の図書館で片っ端から古典を原文で読んだことがあります。そのおかげで国語の古文はぶっちぎりに成績が良かったのですが、あるとき手にした本の図書カードで自分の前の借り主が２０年前だったのにびっくりしたことがあります。