○○から何年

ふと思いまして。
各ゲーム機が発売された年って何年だっけ? と。
ちょちょいと調べるとこんな感じ。

ファミコン 1983年
PCエンジン 1987年
メガドライブ 1988年
スーパーファミコン 1990年
サターン 1994年
プレイステーション 1994年
ドリームキャスト 1998年
プレイステーション2 2000年
プレイステーション3 2006年

各ゲームを小学校時代、10歳のときにプレイしてたとすると、ファミコンなら41歳、スーパーファミコンなら34歳、プレステ2で24歳になるんだなぁと。
プレステ3でも18歳ですよ。
小学校じゃなく、中学校時代からプレイしてたとすると、もうちょっと年齢は上がるのかな?


んで、何が言いたかったかというと40〜30代の働き盛り、会社でも中堅になりつつある年代は「普通にゲームをプレイしてた世代」なんだなぁと。
そういう世代が社会の中心になりつつあるからゲームと親和性が高いアニメやゲームにも寛容な社会が出来つつあるんじゃないかなぁと。
言ってみればオタク趣味に寛容になりつつある社会ね。


宮崎勤事件も1989年だから、そのころオタクとしてバッシングされた10代後半や20代前半の世代も今や30代や40代だもんなぁ。
事件から25年、もうそろそろオタク趣味と犯罪との因果関係を当時オタクバッシングしてた識者に総括して欲しいものですね。
今や30代、40代になったオタクたちは言いますよ。「因果関係なかっただろ?」と。
そういう層、オタク趣味と犯罪との因果関係が無いことを体感してる層が現在はいることもオタク趣味に寛容になりつつある社会を形成しつつある原因じゃないかな?


何にせよ、30代、40代といった社会の中心の層がそういう世代になりつつあるということなんですけどね。
ガンプラブーム世代なんて40代後半なんじゃないかな?
オタク趣味に寛容な、そういう層が中心に増えれば世の中もそうなっていくんだろうなぁとふと思った話でした。


んで、実はまだその先の話はあるんですけどね。
世の中はそういう世代が中心になりつつある。
だけどビジネスモデルは旧態依然で全然進んでいないなぁと。


例えば今の30代や40代へのビジネスモデルって、今の50代や60代が30代や40代だった頃のままなんですよ。
まったく変わってなくて、今の30代や40代にとっては古臭くて見向きもされなくなってる。
それなら今の30代や40代を昔のビジネスモデルのカタに押し込むんじゃなく、新しいビジネスモデルが必要なんじゃないかなぁと。
「普通にゲームをしてた世代」である30代や40代ってデジタル機器に疎いわけじゃないんだから、その辺に新しいモデルがあると思うんですけどね。
そういう世代が企業の中心になりつつあるのでビジネスモデルが変わろうとしてるのは感じてますが。


んで、初音ミクって2007年なんですね。ということはもう7年経ってるわけで、10歳のときに聞いてたら17歳だし、16のときに聞いてたら23歳になりますよね。
ボーカロイドニコニコ動画(2006年プレオープン)と携帯(orスマホ)とネットが当たり前の世代が若者文化の中心になってるわけですよ。
そんな世代にCD買えって押しつけても買うわけないですよ。


こういうふうに「○○から何年」っていうふうに考えると、いかに世の中の時間が進んでるのか進んでないのか考えられて面白いですね。
とりあえず僕ら世代が会社で決定権を持つようになれば、「履歴書はパソコンで良いことにしよう」ってことにしたいです。