新聞は折り込みチラシの包装紙。
新聞について色々書いてきた当ページでございますが、こちらの記事に注目。
- 日本の電子書籍は終わったのか、まだ始まってもいないのか (マスコミ不信日記)
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/51400991.html
オイラはΣブック構想は無くなるには惜しい構想だったと思います。
ただ、著作権関係にビビリまくり、使い方をガッチガチに固めちゃったせいで「融通の利かない専用端末」になってしまったんですよね。
あと本一冊のデータの値段も高かったし。
Σブック構想をやめてしまうのなら、いっそオープンプラットフォームにして一般公開してしまったらどうだろうか? と思ったり。
で、マスコミ不信日記さんでは新聞の電子書籍端末化、電子新聞端末の可能性にちょこっと触れてらっしゃいますが、オイラはそれは無理だろうなぁと断言します。
なぜなら「新聞はチラシの包み紙」だから(笑)。
新聞の記事が間違ってても誰も販売所に抗議なんてしないけど、スーパーの折り込みチラシが抜けてたら速攻で電話がかかってきます。
チラシの配達で生計を立ててる販売所としては、新聞はチラシの豪華な包装紙にすぎないわけでございます。
だから新聞の電子新聞端末化よりもチラシの電子チラシ端末化(笑)の方が需要があるんじゃないの? と冗談で考えてたらこういう記事が。
- Webチラシ 物価高、新聞離れで主婦に人気 (JanJanNews)
http://www.news.janjan.jp/business/0806/0806179893/1.php
ちょっと調べてみたらオイラが買い物によく行くスーパーやコンビニや家電量販店、ドラッグストアもたいていWebチラシを用意してありました。
あと割引クーポンも用意してあったり。
へぇ〜Webチラシって結構進んでるんだなぁと。
だったら上記のようなチラシまとめサイトとかがもっと洗練化されて使いやすくなり、携帯電話などから気軽にアクセス出来るようになったら、パソコンオンチな高齢者ぐらいしか新聞の折り込みチラシはいらなくなるんじゃないかな?
新聞のWeb移行より折り込みチラシのWeb移行の方が先に進んじゃったりして。
で、折り込みチラシが減ればそれを生命線にしてる販売所が潰れるわけでございまして。
紙媒体の新聞紙には明るい未来が見えないなぁと思います。
昔、自分が新聞配達してた頃は不景気になって家計が苦しくなっても新聞だけは取り続けるって家が多かったです。(「いんたぁねっと」なんてなかった頃だ)
それが今や家計が苦しくなったら真っ先に切られるのが新聞とタバコ代。
毎日新聞のような、読者に対して無責任で横柄な態度を新聞各社がとり続けるのなら、その先に待ってるのは新聞の死だと思うんだけどなぁ。
というか今や新聞は「折り込みチラシの豪華な包装紙」に過ぎないわけで、そういう意味では紙媒体の新聞はすでに死んでるんじゃないかしら?