『さまよう刃』

読んだ本の感想など。

さまよう刃 (角川文庫)

さまよう刃 (角川文庫)

死刑反対派や少年法の厳罰化に反対してる人に読んでもらいたい本、というかそいつらの脳天にこの本を投げつけて頭蓋骨を砕いてやりたい本。
更生を目的とし、懲罰を目的としていない日本の法律が、長峰氏のような人々の無念をどう裁くのか。
オイラは東野圭吾氏のこの本、かなりタブーに切り込んでると思います。


日本の法律。
更正法なのか、懲罰法なのかで議論の前提が変わると思います。


更正法を唱える方々へ。


日本が更正法であったことでどれだけ犯罪が少なくなったのでしょうか。
更正法であることで犯罪者が懲罰を舐めてかかってるんでは?


国家がもっとも重い罪を科さないのなら、個人が重い罪を科させてやる!! と思うのは当然ではないでしょうか。