「なんば」はテーマパークだった。

大阪で生まれ育った人間として、今日はこの話題かなぁ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080409-00000002-hsk_nb-l27
「なんば」いわゆる「ミナミ」って昔は街自体がひとつのテーマパークみたいなところだったんですよ。
お父さんの給料日の週の日曜日に一家で「よそ行き」を着て、おめかしして電車に乗って行くような「おでかけ」するところ。
近所の友だちが普段は着ないような一張羅を着てたら「今日、なんば行くねん!」でしたもん。
そして映画みたり、商店街でショッピングしたり、高島屋に行ったり、で、「くいだおれ」とか「ずぼらや」で一家で食事をするっていう。
くいだおれ」で食事した友だちなんかは学校で自慢げに「くいだおれでメシ食ってん!!」とか言い回るわけですよ。
そういう家族の一大イベントがおこなわれるテーマパークが「なんば」という街だったんですよねぇ。


くいだおれ」の閉店は家族のあり方と「なんば」という街の変遷が原因なんじゃないかなぁと自分なんかは思うわけです。
今の「なんば」は「おでかけ」するような街じゃないですもんね。


今は家族にとって「おでかけ」ってのは死語になりつつあるんじゃないかしら。
それとともに「よそ行き」って言葉も。

http://www.kanshin.com/keyword/608766
うん、懐かしい(笑)。


あ、そういや大人になって「たよし」で飲んだときは何か嬉しかったなぁ。
あの「た〜ん、た〜ん、た〜よし、行くよしたよし〜♪」のCMの店に、大人になって来た!! って感じで。

  • たよしCM

http://homepage.mac.com/kanawa/CM-1/iMovieTheater10.html
というわけで今度は「うきうきトーキング、やぐら茶屋♪ ハァー、どんと来いっ!!」へ行こうかな(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=f5el1ohmors