押し紙を積んだトラックを撮る。

町中で面白いものを見かけたので撮影。
トラック二台で運ばれていく古紙と残紙。
残紙はいわゆる押し紙のことです。


古紙と残紙の見分け方は簡単。
古紙は一度封を切ってるので、あらたにナイロンテープで縛ってあります。
このナイロンテープは新聞の束を包んでいたものの再利用なので、各所に結び目があるので一目でわかります。
残紙は封も切らず、ビニールの包みもそのままなのでこれもすぐにわかります。
写真がピンボケなので、少しわかりにくくて申しわけありませんが、写真を見ながら解説。


古紙と残紙を運んでいくトラックの後ろからの全景。
トラックに満載してる様子がよくわかります。


ちなみにトラックの一番上の段が残紙。
その下は古紙。
縛ってるナイロンテープの色が違う(上はオレンジとグリーン、下がブルー)のですぐにわかります。


一番上の段の新聞にはビニールの梱包がついてるのがわかるかしら?
ちなみに新聞と新聞の間に茶色い束が散見できるでしょうか?
これはチラシの残りを厳重に梱包したもの。
このチラシの残りが見つかると押し紙より大問題になるので、外部からはわからないように古紙とは違って厳重に梱包します。


写真はピンボケで申し訳ありませんが、この押し紙朝日新聞の販売所のものでした(笑)
各社ごとに梱包のナイロンテープの色が違うので、見る人が見ればこの残紙がどこの社のものか一発でわかるでしょう。


おそらく、正月明けで大量に押し紙やチラシが残ったので早く処分したかったんだと思います。
だからこんな迂闊な運搬をしていたのでしょう。
…でもね。
これを見た普通の人は「ああ、廃品回収か」ぐらいにしか思わないと思うんですが、こんなの見る人が見れば古紙と残紙だってわかるんだから、もうちょっと気をつけて運べよなぁと思いました。


とりあえず、朝日新聞の記者さんたち。
あなたたちが書いた記事が掲載されている新聞が封も切らず捨てられてるのを目の当たりにした感想はいかがですか?
ゴミのように捨てられる新聞紙に記載されているあなたの記事、まさにゴミ以下じゃないですかねぇ?


おいらは押し紙をなくしちゃったほうが環境貢献になると思うんですけどねえ。
押し紙を過積載するために必要なガソリンと二酸化炭素、さらにその押し紙を回収するぶんのガソリンに二酸化炭素
押し紙のぶんの紙資源だってもったいないでしょうに。
新聞が「地球温暖化問題!! 環境問題!!」って声を上げるたびに、押し紙を知る自分は「お前が言うな!!」的な思いにとらわれるのです、はい。