新聞社は奨学生制度の”実態”を取り上げられるか?

読んだ本の感想とか。
反日マスコミの真実2』(激論ムック、発行:オークラ出版
反日マスコミの真実2−メディアの情報支配から逃れる方法 (OAK MOOK 193 撃論ムック)
ウチの日記を読んでるような人にはちょっと刺激が少ない本かな。
朝日新聞を筆頭に新聞メディア、TBSを筆頭としたTVメディアが"事実"(真実じゃなくて)を流さないなんてのはネットでは既に既知のことですから。
じゃあ、なぜマスコミは"事実"を流さないのか? という部分はスカッと明文化されていないので、少し読み応えがないかな。
あと、ライターにネットで活躍されてる方が多いので、ネット万歳!! 的な論調はどうかいな? と。
だから読後にちょっとむずかゆさが残ります。


でも、ちゃんとこの本にはそのむずかゆさの正体が、婉曲ながら書かれているので、この本を購読してまで読むような人なら「なぜマスコミは"事実"すら流さないのか? その原因は?」に辿り着けると思います。
推理小説を読むような感じで読んでみると面白いかも。
犯人はいったい誰だっ!? てね。


それでお正月に新聞販売所の知り合いと一杯やってきたんですが、新聞販売所の人手の足りなさはかなり深刻な状況になってるみたいですね。
自分が働いていた頃は「毎月に一回だけは休刊日とは別に配達員さんが休める日を作る」ってキャンペーンをやってましたが、今や配達員さんが集まらないので休みのローテーションを組むことも出きず、お正月の、それも1月2日だけが朝刊も夕刊もなくてまるまる休める日。
(自分のときもそうでしたけどね)


あ、そういやもうすぐ受験シーズンだから、書いておこう。


大学や専門学校に通うのに新聞社の奨学生制度を利用しようと考えてる人もいると思います。
各社の奨学生情報ページを見ると、休みがあるって書いてあるけど、あんなのウソだから。
有給休暇はあるけど、絶対に取らせてくれません。
(優しい店主さんなら取らせてくれることもありますが…あまりいい顔はされないでしょう)


若いぶんだけこき使われるので、新聞奨学生が休めるのは足を折ったときだけ。
手を折ったぐらいじゃ休めません。
風邪をひいて熱が39度出ようが休めません。


もし、親が学費を出してくれるのに引け目を感じるから、自力で学費を稼げる奨学制度の利用を…って考えてるのならおやめなさい。
それはあなたがきちんと大学を出て、それから親に返していけばいいのです。
もし、新聞奨学制度以外に借りられるお金があるならそちらをお借りなさい。
借りたお金はあなたが返せるようになってから返せばいいいのです。
新聞奨学制度はお金は貸してくれるけど、あなたから学生生活の時間を奪ってしまいます。
借りたお金は返せるけど、貴重な時間を取り返すことは出来ません。


新聞が絶対に取り上げないこと"押し紙"に続いて、新聞が絶対に実態を取り上げないもの"奨学制度"をそろそろ扱っていこうかと思います。
そろそろ進学シーズンですしね。


とりあえず、奨学制度を考えてる人、新聞社の奨学制度は最後の手段だ!!
今ならまだ間に合う!! やめとけ!!


なぜ、そんなに新聞奨学制度に強く言うのかって?
それは自分が新聞奨学制度を利用して生き残った卒業した人間だから。
ちょっと奨学生制度の問題点も書いていこうと思います。