ネットはまだまだテレビに勝てない。

というわけで選挙も終わったので、今回の選挙を自分なりに考えると

ネットはまだまだテレビには勝てない

ということに尽きるかなぁ。
テレビや新聞が本気でネガティブキャンペーンを張ったときの底力に恐怖。


例えば今回の選挙で争点になった年金についても、問題の大本にあるのは自治労の怠慢であることはネットでは誰でも知ってると思うのです。
そして自治労は民主の支持基盤ですよね。
じゃあ、年金の責任を問うとき、どの政党の責任を問えばいいのか、おのずと考えいたりますよね。
もちろん政権与党としての自民にまったく責任が無いとは言いませんが、一票を投じるためにネットだと色々情報が拾えるので、幅広い選択が出来ると思うのです。


でもね。


今回の選挙での報道はなんというかねぇ…、これってどうなの? って報道ばかりでしたよね。
とにかく自民を「悪の組織」として、「正義の組織」民主党に入れないと日本はよくならないとばかりのヒステリックな報道。
さらに年金問題を自民が悪いとして「石をぶつけて殺してやれ!!」とばかり。
そして選挙前から「民主大勝利!! 自民大敗北!!」と報道する始末。
これ、選挙前の公平な報道と言えるのでしょうか?
少なくとも今回のマスコミの論調がまかりとおるのであれば、選挙期間中でもブログで政治的発言しても問題ないんじゃないかと自分は思います。


今回の選挙は「ネットはまだまだテレビには勝てない」ことを痛感した選挙。
田舎では、まだまだ情報源はテレビや新聞で、ネットは見ない、っていう人が多いし。
とりあえずネットの無力を感じた選挙でした。