あなたのNHK契約は訪問徴収契約かもしれない。

自分はNHKへの支払いは振込用紙が来たらコンビニか銀行で振り込むかたちにしてるのですが、3日前から午前と午後に一回ずつ、NHKの受信料センターから口座振替やクレジットカード支払いへの変更案内の電話が留守電に。
あまりにしつこいので電話がかかって来たときに「払い方は自分で決めるんで、二度と電話してくるな!!」と言いましたが。
こういう電話をかけたり書類を送ってきたり、案内するための人員を配置したり、それって全部私たちの受信料から出てるんでしょうが。
というわけでNHKの視聴者コールセンターに電話をかけて色々聞いてみました。
メモ書き程度に掲載。


Q. 最近振り替え案内の電話が毎日のように入ってるがなぜか?
A. 振り替え案内期間中なので。


Q. その振り替え案内期間というのはいつからいつまでなのか?
A. そういうものは決まっておりません。
   (↑自分で案内期間って言うたんとちゃうんかい)


Q. その振り替え案内期間というのは世間で言うところのキャンペーン、一日何件替えさせるとかのノルマとか、電話を何件かけるかとかのノルマがあるのか?
A. こちらではわかりかねます。


Q. その振り替え案内というのは何人ぐらいの規模でやってるのか?
A. こちらではわかりかねます。
   (↑自分のところの部署の人数も知らないのか?)


Q. もし今回自分が電話をとらなければ、とるまで毎日かけ続けるのか?
A. そういうことになります。


Q. 電話代はどこから出てるんですか?
A. 視聴料からです。


Q. 電話代、ムダだと思いませんか?
A. でも訪問徴収の方がコストがかかるので、替えていただけたら…。


で、ここでわかった驚きの事実。
NHKの視聴料徴収方法の契約はいくつかあり、それは訪問徴収契約、振り込み用紙徴収契約(継続振込)、銀行振替・クレジット徴収契約なんですが、「NHKと契約しただけ」だと基本的にすべて訪問徴収契約となります。
他の徴収契約を結ぶためにはそれぞれ手続きを取らねばなりません。
じゃあ、なぜ振り込み用紙を送ってくるのか? というと、訪問徴収しても在宅でなく、契約者と会えない場合にコンビニとかで支払える振り込み用紙を送ってくるのだとか。
つまり、訪問が先で、振り込み用紙があと。
NHKと契約しただけだと振り込み徴収契約にならないから。
自分は振り込み用紙を送ってくるし、集金にも来ないので、徴収のための訪問などしてないものだと思ってましたが、電話で「お客様は訪問徴収契約になってます」と言われてビックリ!!
これ、この辺、深い闇が見えてくるんじゃないですか?


もし、いま、振り込み用紙で毎月ちゃんと支払ってる人がいて、その人が実は訪問徴収契約だったとしたら?


振込用紙で支払いをすると、それからあとは自動的に振込用紙徴収契約になるのか? というと、なりません。
契約者が自ら振込用紙徴収契約の手続きを取らないと徴収契約の変更が出来ないと電話で言われたので。
ということはですよ、振込用紙を送り続けてさえいれば、その人が実は訪問徴収契約だったことに気付かない可能性がありませんか?
そしてNHKが振込用紙の発送数を「振込用紙徴収契約者です」と発表していたらどうでしょう?
実はその人たちは訪問徴収契約なのに。
口座振替・クレジット契約者も同様に、実は訪問徴収契約だったとしたら?
訪問徴収にかかる架空の経費をでっちあげて、世間的にはこんなにコストがかかってるんだと泣き言を言うことが出来て同情をひけるし、でも実質は「カラ訪問」なので、その分をまるまる裏の利益として取ることが出来るのではないでしょうか。


NHKは訪問徴収契約者数の実数を公表する必要があるのではないのでしょうか?
絶対に「カラ訪問」は無いと言い切れるのでしょうか、非情に興味深いです。


皆さんもコールセンターに自分の契約がどうなってるのか確認されてみてはいかがでしょう。


久々に大ネタな感じ。
さて、『ム〜ブ!』あたりに投稿してみようかな。