単語の羅列はやっぱり迷惑。

最近、角淳一が好んで使ってるあのフレーズのあの映画。
あの映画の公開直後、この日記でも感想を書きましたが、「映画タイトル」「感想」で検索してこの日記に来られる方が多くてビックリ。
今は落ち着きましたが、公開当初はトータルで千件ちかくカウントがあったんじゃないかしら?
それだけあの映画の注目度が高かったのと、「他の人はどう思ってるんだろう?」とみんな他人の評価が気になってたんでしょうね。


で、そういう「他の人はどう思ってるんだろう?」という考えで検索をかけたときに、「あの映画を見てきました」だけとか、映画タイトルだけが羅列して書いてあるようなブログがひっかかり、それを見させられたときの気持ちってどうなんでしょうか。
少なくとも他人の評価が気になって検索をかけた千人ちかくの人にとっては邪魔なだけだったんじゃないかしら。


備忘録や購入リスト、視聴リストなんて別にブログに書いて公開なんてしなくてもいいと思うんですけれどもね。
そんなの携帯やPDAの予定表に書いてればいいんだし。


先日飲み会のとき、自分がブログというか、日記を書いてるのを知り合いに知られまして。
そのとき、その知り合いが言っていたブログの定義っていうのが「ある事柄に対して、私はこう思う、と意思表示していく場」。
それを聞いて自分もなるほどなぁと。
ある食べ物を食べて美味しいと書いたり、旅行先での感想を書いたり、仕事の愚痴を書いたりという日記も「ある事柄に対して、私はこう思う、という意思表示」ですしね。
ある事象についてのブログ的発言も「ある事柄に対して、私はこう思う、という意思表示」ですし。
普通の日記も政治的発言もすべてこの定義で納まってしまいますよね。


そう考えるとブログってのは意思表示の交流の場なんじゃないかなぁと。
それはコメントやトラックバックの有無とは関係なく。


であれば、何の意思表示もない単語の羅列ってのはやっぱり迷惑なんじゃないかと今回の映画の検索の件で考えたり。