「さて、そろそろ反撃してもいいですか?」
テレビを見ていて「あれっ?」と思ったらやっぱりでした。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0705/07/news034.html
反撃どころかauの軍門に下ったような気がするのは自分だけでしょうか(笑)。
サイトデザインやwebオリジナルストーリーとか、まんまauって感じだし。
NTTの仕事だからしょうがないといえばしょうがないんですけどね、あの会社はまだ体質がお役所仕事だし。
浅野忠信にCMで「auからDOCOMOに変えました」とか言わせて、比較広告に持ち込んだらNTTも変わったなぁと思えますが。
自分は今、WILLCOMとauとソフトバンクの端末を持っています。
それぞれWX310K、W45T、X01HT。
WX310Kはプライベート用、W45Tは仕事用、X01HTはPDAとして使っていて、それぞれに使い分けをしています。
それぞれの機種に一長一短がありまして、不満な点を挙げていくと…
WX310K…とにかくWILLCOMは端末が出ない!! 後継機のWX320Kも基本的には310Kの焼き直しなので、手を出そうと思えないのです。
端末を選ぶ楽しみがないというのは何度もこの日記で書いてますが、致命的な弱点だと思います。
W45T…音声端末、メール端末としても不満はないのですが、WEBブラウジングだけはどうにもこうにも。
いまだに「PCサイトビューアー」でのWEBブラウジングスタイルはどうなのよ?
しかもこのスタイルってパケ死コースだし。
WX310Kでフルブラウザー・定額に慣れた身としては、WEB閲覧がこの機種の最大の弱点。
X01HT…音声端末、メール端末、WEB閲覧端末として何の問題もないのですが、WEB閲覧をパケット定額にせずに使用すると確実にパケ死確定。
じゃあパケット定額にしようとすると、これがまた高額。
まだWILLCOMの高速接続定額の方が安いぐらい。
この端末がWILLCOMの料金プランで使えれば最強なんですけどねぇ。
DOCOMOの反撃のポイントもこの辺にあると自分は思います。
三社使ってる自分がDOCOMO一社にしたくなるような、魅力的なプランの提示。
「機種はX01HTのようなブラックベリー端末で、通話エリアやブランドイメージがauで、料金プランがWILLCOM」だったら最高なんですけれども。
あ、それじゃあソフトバンクがWILLCOMを買えばいいんじゃないの? って気もしたり(笑)。
新機種がまったく出ないって弱点はソフトバンクが補ってくれるだろうし、WEB閲覧用のパケット通信が携帯の帯域を圧迫するのならWILLCOMの帯域を使えばいいんだし。
携帯とPHSが合体したハイブリッド携帯端末はどうよ? と思ってたら、すでにこんなのがあったんですね。
- ドコモSH811 (週刊スタパトロニクス)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990517/stapa45.htm
DOCOMOがSH811の失敗を見直して、ブラックベリー型のハイブリッド端末を作れば…って思ったら、DOCOMOのPHS事業は完全終了してたんですね(笑)。
じゃあ、DOCOMOがWILLCOMを買えばいいじゃん、ねぇ?
KDDIがauとDDIポケットを持っていたとき、端末の棲み分けがおこなわれていて、そのせいでDDIポケットはまったく新端末が出なかったんですね。
今のWILLCOMの「まったく新端末が出ない」状態はそのときと一緒。
どうせ新端末が出ないんだったらハイブリッド端末のためにWILLCOMはどこかに買われた方がいいんじゃないの? と思ったり。