雑誌と新聞と再販制度。

今日はこの話。

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20070402
2日の日記の中で、雑誌の通常定価と特別定価の話が出てて、これを「コイズミやアベのペテンな感じ」と書いてますが、それじゃあきっこさん、再販制度にまで踏み込んでみます?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E7%B6%AD%E6%8C%81%E5%A5%91%E7%B4%84

  • 再販制度について基本的な説明 (著作物再販制に疑問を持つためのサイト)

http://f29.aaa.livedoor.jp/~resalep/what_is_rpm.html
雑誌は再販売価格維持契約によって、定価売りが認められている商品です。
逆に言うと、定価売りが認められてるかわりに、定価以外の価格で売ることが認められていません。
そのため出版社が苦肉の策として取るのが「特別定価」。
この「特別定価」で、値段を上げることもあるし、雑誌の創刊号などで値段を下げたりということをするのだとか。


つまり、出版社が柔軟に価格を変えることを再販制度が逆に妨げているのです。
これは出版社だけじゃなく、書店も同じ。


なぜ、きっこの日記のこの話を取り上げるかというと、いま新聞で問題になってるのがこの再販制度

http://news.livedoor.com/article/detail/1477416/
以前紹介した『新聞社 破綻したビジネスモデル』の著者・河内孝氏も本当に新聞に再販制度が必要なのだろうか? と疑問を呈しています。
再販制度によって定価が守られてるかわりに、逆に柔軟な価格設定が出来ず、競争力を失っている、と。


自分は再販制度に関しては、ある部分賛成できる部分もあるので全面反対!! というわけではないのですが(元販売所員の意見としてね)、いまこの時代に「価格が柔軟に設定できない」ことが弊害としてあらわれるのであれば、再販制度の見直しもやむなしと思います。


ただ去年だったか、再販制度と特殊指定見直しの動きがあったのですが、それに反対していたのは小泉首相
そういう意味では「コイズミやアベのペテン」と言うことも出来ると思いますが、再販制度と特殊指定見直しに反対していたのは自民党だけじゃなく、民主党も同じ。
ちなみに民主党はオフィシャルにこういう宣言を出してます。

http://www.satokenichiro.com/cd.htm

この法案は、従来公正取引委員会の解釈・運用によって定められていた、再販制度の対象となる著作物を法律で新聞、雑誌・書籍明のみを明文化して、明確にすることにも資するものである。
(新聞の再販制度については、戸別配達制度の維持による国民の知る権利の確保、書籍・雑誌については、著作権隣接権の不存在、新古書店 などによる、消費者の利便性、などにより再編制度の対象とすることが、なお相当である、とした。)

なぜ新聞の再販制度と特殊指定に誰も踏み込まないのか? いや、踏み込めないのか?
そっちの方が耐震偽装よりも深い闇が広がってますよ、きっこさん(笑)。