言葉狩り社会への恐怖。

あまりにもあまりな状況になってきたので、とりあえずこの話題。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000119-jij-pol
この話題に触れる前にこちらの動画もどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=nWfk3NF2tmo
石田英司の言ってることがズバリ正解だと自分は思います。


何というか、野党のやってることって単なる「言葉狩り」ですよね。
発言を文脈で判断せず、単語に勝手な意味やイメージをつけて相手を糾弾。
糾弾された方は何を言っても勝手に意味をねじ曲げて解釈されるから、説明を諦めて謝罪するだけになっちゃいますよね。
で、謝罪だけしていたら「誠意がない!! やっぱり辞めろ!!」だなんて、いったいどこの「ヤカラ」ですか。
(ちなみに大阪弁で「ヤカラ」とは「相手に難癖をつけて見返りに金品を奪う人間」、プロクレーマーのことです)


柳沢厚生労働相の発言に対する最近の野党やマスコミのヒステリックな行動を見ていると、自分はアレに対する危惧がやっぱり当たってるなぁと感じます。
それは人権擁護法案
人権擁護法案賛成派・肯定派は「単語だけで判断するような言葉狩りは絶対におこなわれない」と言ってましたが、今の状況を見ても同じ事が言えますか?
法案が可決され、施行されたら確実に言葉狩りの嵐ですよ。


自分は今回言葉狩りに荷担した政治家・マスコミ・知識人を唾棄します。
彼らは人権擁護法案が通ったら確実に言葉狩りに出るでしょう。
はっきり言います。
彼らこそが表現の自由を奪い、国民から言論を奪う民主主義の敵です。


で、こういうふうに単語で意味を判断され、ねじ曲げて解釈され、難癖を付けられたらどう対処するのが正しいのでしょうか。
それは「相手にしないこと」。
民主党社民党は自分の党の不祥事や不適切発言を追求されても知らんふりを決め込んでますし、あれだけ他社をバッシングしていた朝日新聞やTBSも自社の不祥事が出ても知らんふり。


相手の発言は意味をねじ曲げてでもバッシングし、自分の発言は知らんふり。
でも、果たしてこれで言論が健全に維持されてると言えるんでしょうか。


あ、「健全」という単語を使っちゃったから自分もバッシングされるかな(笑)。