type UXの進化形はデスクトップ。

この前、週刊アスキーで今年発売されたデジ物の、それぞれジャンルのベストバイを選ぶという企画があり、その中でtype UXが取り上げられていたのですが、審査委員の高城剛氏が散々「持ち運ばなくなった、使わなくなった」と言っていたのですね。
そういう人、やっぱり多いと思います。
買ったのはいいんだけど、家では家のパソコンを使うし、出先でわざわざあの小さいキーボードで操作するのは面倒くさい。
だから持ち運ぶどころか使わなくなっちゃったって人、多いと思います。


そういう「結局使わなくなっちゃった」っていう人を作り出さないためのひとつの形がVAIOAQUOS(AQUOSVAIO)だと思います。


家に居るときはモニターやマウス・キーボードを接続したポートリプリケーターに差せば、普通に省スペースのデスクトップパソコンとして使えます。
しかも接続してるモニターがAQUOSというテレビなので、テレビ視聴の間にちょこちょこ操作することも出来ます。
そして出かけるときはポートリプリケーターから外せば簡単に持ち運ぶことが出来ます。
よく「外出先でもオフィスの環境を実現」なんてソフトや接続サービスがありますが、AQUOSVAIOなら文字通りパソコンを持ち出すことでそれが実現出来ます。


で、これがやってみるとなかなか便利で、使えば使うほど、type UXにデータを蓄積すればするほど、外出時に手放せなくなります。
書類や資料、プレゼン映像をデスクトップで作ってわざわざ移すという手間がなくなるだけでもかなり便利。
自分が重宝してるのはスケジュールの管理や仕事で使うデータベース関係。
type UXのあの小さなキーボードだとそういう細かい入力はしたくなくなるんですが、デスクトップとして使ってるときに入力することで、PDAや携帯電話では出来ないような細かいところまでスケジューリングやデータベースの作成が出来ます。
これがかなり重宝します。


type UXを持ち運ばなくなる、使わなくなる原因は何だろうと考えると、やっぱり家では家の、仕事場では仕事場でのパソコンを使うからだと思うんですね。
じゃあ、それらのことを一台のパソコンで出来て、さらに持ち運べたらどうだろう? と。
モバイルデスクトップが出来たら一番ベストなんじゃないでしょうか?
そう考えるとtype UXの持つ大きな可能性が見えてくると思います。


出先で使うだけじゃなく、いかにして家でも使わせるか? これがUMPCを宝の持ち腐れにさせない方法だと思いますし、type UXでソニーがひとつの回答を出したように思います。