紙芝居と侮るなかれ。

VAIOAQUOSを合成して作ってみたVAIOAQUOS、別名パソコンテレビ(笑)。
パソコンが二台、同じ机で使えるのは快適です。
コミスタエンコードソフトなどの重いソフトを使ってるときでも、もう一台で作業したりとか出来るので。
今度外付けのHDDを買ってきて共有化してみたいと思います。


でもパソコンが二台あると今度は自分がついていけないんですよね。
ひとりの人間が二台のパソコンで同時に作業し、並列に処理するなんてこと出来ないから。
例えばデスクトップのコミスタで「ときメモ」4コマを描くのと、VAIOコミスタで「Fate」4コマを"同時"に描くなんてのは出来ないです。
あっちを描いてから、こっちを描いて、またあっちへなんていう作業は出来ますが、完全に同時に並列で描くのは無理。
左手と右手でバラバラに絵を描くことが出来れば可能かもしれませんが。
これが同時に描けるようになったらマンガを描く経験値も同じ時間で二倍になると思うんですけどねぇ。
それが出来るのがナルトの分身の術。
よく考えたらスゴイ技ですね、ナルトの分身の術。


というわけで、片一方で作業しながら、もう片方で見ていたのがこれ。

  • GyaO コミックス

http://www.gyao.jp/comics/
…これ、なかなかいいんじゃないですか?
マンガをFLASHで表示させてるんですが、カットイン、フェードインなどが効果良く使われていて、声優・効果音・BGMといった音声も付いているので、迫力のある紙芝居って感じで視聴できます。
新時代の紙芝居。
これだったらマンガ作品をヘタにアニメ化するよりこっちの方がいいんじゃないかなぁ。


紙媒体にマンガを描く文法はWEBコミック作成には向いていないので、WEBコミックにはWEBコミックの新しい文法が出来るんじゃないかと自分は昔に言ってたんです。
その新しい文法のひとつがFLASHによる紙芝居。
GyaOコミックスはなかなか完成度が高い文法なんじゃないでしょうか。


こういうFLASHによる紙芝居を簡単に作成できる機能を次のコミスタでつけてくれないかなぁ。
自分もこういう文法でWEBコミックを描いてみたいです、はい。