USB対応ワンセグレシーバー LDT-1S100U

ウチのtype UXにはワンセグチューナーが付いていないので、コレを買ってみました。

http://www.logitec.co.jp/products/1seg/ldt1s100u.html
バッファローから録画も出来るチューナーが出るのは知ってましたが、type UXに録画してまで見たい番組もないし、暇つぶし程度になればいいかと購入。
たまには人柱になるのも悪くないし。


type UXに付けるとこんな感じ。


モバイルグリップポジションだとちょうどいい感じですが、さすがに目立ちます(笑)。
電車の中で使ってると子どもが新しい携帯ゲーム機と勘違いして寄ってきます。
なんか子どもにとって「すっげーおもちゃ!!」扱いだったのが笑えました。


で、これをもって一日ウロウロしていたんですが、大阪市内の都市部、ビルの一階や路上など、ビルや建物で周囲が囲まれている場所ではほとんど受信できませんでした。
建物の中だと低層階では窓際でもほとんど受信できず。
さらに大阪のワンセグの送信アンテナは生駒山にあるんですが、そっち方向に遮蔽物があると一切受信せず。
これはLDT-1S100U本体の受信性能が悪いせいかもしれませんが、大阪市内の都市部では受信できる場所がかなり限られていて、ほとんど視聴できませんでした。
生駒山を直線で目視出来るような環境でないと受信できません。
自分は都市部だとビルとビルの間を反射する電波をもっとひろえるんじゃないかと思っていたので、この結果にはかなりガックリでした。


電車の車内だと、生駒山の方に遮蔽物が来るような区間や場所ではかなりとぎれとぎれになります。
見通しがいい高架区間では綺麗に受信できました。


で、受信感度を上げるためにこういうものを作ってみました。


昔、ラジパラで紹介されていたラジオの受信感度を上げるための方法。
絵に描くのを忘れたけど、コードの長さは1.4m。
窓際にハリガネハンガーをぶら下げて使います。
コードとハリガネハンガーがアンテナがわりになり、反射波をかなりひろえるようになるので、受信感度はグッとアップします。
ワンセグ視聴ソフトに受信感度を10段階で報せる機能があるんですが、自宅の室内では窓際でも0〜2を行ったり来たりでほとんど視聴出来ません。
(窓も生駒山の方を向いてないし)
でもこの延長コードとハリガネアンテナを使えば常時10を叩き出してます。
"そこまでして自宅でワンセグを視聴したい"という人にはおすすめですが、自宅だったら素直にテレビを見た方がいいと思います(笑)。


ワンセグの規格が320×180ドットなので、type UXの全体画面で見ると画質はかなり悪いです。
(受信感度10でも)
秒間15フレームというのも以外と気になりました。


ワンセグ自体がテレビの簡易視聴目的なので、あまり画質や受信強度について文句を言っても仕方ないと思いますが。それでもこのLDT-1S100Uの受信感度の悪さは気になったなぁ。
ワンセグの電波が強くないのか、LDT-1S100Uの受信感度が悪いのか、どっちなんでしょうね。
電波が強くないと受信できないなら、デジタル放送の意味がないような気もしますが。


で、まとめの感想。
自分は自宅だったらワンセグじゃなく、もちろんロケフリで視聴します。
窓際でなくても綺麗に受信できるし、画質も綺麗だし。
町中でもワンセグの受信できる場所を探してウロウロするより、さっさと無線LANのアクセスポイントに行きます。
それぐらいLDT-1S100Uは人におすすめ出来ない製品かなぁ。


<PS>
アナログテレビとワンセグを同時視聴していて気付きましたが、ワンセグってアナログ放送より5秒ぐらい遅れてるんですね。