『ミヤネ屋』で売ってるモノは何ですか?

7月31日からはじまった、よみうりテレビの『情報ライブ ミヤネ屋』を録画リストに追加。
ちちんぷいぷい』『ムーブ!』そして『情報ライブ ミヤネ屋』と、これだけお昼放送のバラエティを録画して見てる人間もめずらしいんじゃないかと。
そして『ミヤネ屋』の第一回放送を見ていて、7月29日放送の『たかじん胸いっぱい』、「この夏話題の新築物件! 7月31日スタート 情報ライブ『ミヤネ屋』は優良物件になれるか?」のこの構成表を思い出したり。

情報…58% News…23% 芸能15% グルメ…4%

News…64% 情報…19% 芸能…17%

News…76% 情報…15% 芸能…9%

情報…35% 芸能31% News…21% グルメ…13%

『激テレ』の構成に対し、たかじんいわく『どっちつかず、ポリシーがない』とのこと。
以下は『激テレ』『ミヤネ屋』の番組紹介内容を見てのたかじんのコメント。

(ミヤネ屋の)このレギュラー陣の布陣を見ただけでも浅く広くという感が否めません。
何をどう伝えたいかどうするかというのは、もう今月くらいから始まろうとしているわりには焦点が絞りきれてない。
最初はビビるんだ、余計。
これ(News)アカンかったらどうしよう、これ(グルメ)アカンかったらどうしよう、これ(情報)アカンかったらどうしよう。
残しとこう、残しとこう、残しとこう、残しとこう。
ひとつ間違うたら、(番組が)月〜金になりますからまだ増える可能性がある。この(番組構成の)分割が。
ほな「お前何言いたいねん!?」と、こうなる。最後。客が。
んで「いえ、別に」って終わる。

さぁ、番組がいつ終わるか当てましょう!!

『ミヤネ屋』第一回放送を見て、たかじんの言ったことが的中してるなぁと思いました。
何というか、この番組独自の売りが見えないんですよね。
「ウチはこれが売りですよ!! これは他には負けませんよ!!」みたいな部分。
独自性と呼ばれる部分ですね。


例えば自分がtype UXを衝動買いしたのは「このサイズでWindows XPが動きますよ!!」という独自性に惹かれたからなんですね。
この日記でケチョンケチョンに貶していたPSPを衝動買いしたのも「ロケーションフリーが使えますよ!!」というのが独自性になっていたから。


ちちんぷいぷい』は「ちょっと知ってるとお得な身の回りの情報」が売りだし、『ムーブ!』は東京キー局では絶対に放送できないような「地方公共団体のタブーをNewsとして伝える」のが売りです。
かなり明確な、それぞれに違う売りがありますよね。
このふたつの番組が夕方の二強として争ってるのがよくわかります。


これから放送を重ねていくうちに「『ミヤネ屋』の売りはなんですか?」と視聴者から突き付けられていくでしょう。
それに対する回答を出せるかどうかがこの番組の生き残りのカギじゃないかなぁ。


<PS>
最近の『クイズ紳助くん』でナニワ突撃隊に新しくグラビアカバーガールが何人か入りましたが、彼女たち必要ないんじゃないかなぁ。
先週はシロアリの前でキャーキャー泣いてるだけ。
今週は熱い鉄板の前でキャーキャー泣いてるだけ。
そこから歯を食いしばって立ち向かっていくならまだしも最後まで泣いてるだけ。
必要ないと思います。