『死刑のすべて―元刑務官が明かす』

久々に一気読みしちゃった面白い本。

  • 『死刑のすべて―元刑務官が明かす』(著:坂本敏夫 発行:文春文庫)

元刑務官が明かす死刑のすべて
田嶋陽子なんかはこの本をぶつけられて脳みその回路が変わった方がいいね(笑)。
死刑反対を唱える人権派と呼ばれる人たちもこの本を読んで「なぜ死刑という制度があるのか」を考えてみた方がいいでしょう。
自分は死刑賛成派なんですが、それじゃあなぜ死刑賛成なんですか? と問われてもうまく答えられなかったんです。
でもこの本のあとがきに書かれている重松一義氏の『死刑制度永久必要論』の抜粋を読んで、目の前のもやもやがパッと晴れました。
うん、やっぱり死刑はないとダメです。


この本を読み終わってからも「死刑反対!!」なんて言えるのは、反権力のヒロイズムに酔って思考停止してしまったサヨクの方々だけでしょうね。
そういった人権派がいかに犯罪者をつけあがらせているか、この本を読むと人権派の愚かさに腹を抱えてゲラゲラ笑ってしまいます。
鬼畜な犯罪者が人権派によって反権力のヒーローに祭り上げられる姿は爆笑モノ。
人権派の手厚い保護のせいで受刑者はやりたい放題!!
人権派のせいで仕事に対する意欲をどんどん失っていく刑務官たち!!
日本は犯罪者パラダイス!!
この本を是非人権派の人の頭蓋骨が陥没するぐらいの勢いで投げつけてやりたいですね(怒)。


自分は知らなかったのですが「刑事施設及び受刑者の処遇に関する法律」なんてのがあり、この平成十八年から施行されます。
これがとんでもない悪法で刑務所をパラダイスにしてしまう法律。
著者の坂本氏も規制と保安が根底から崩れる危険性が高いと指摘しています。
この法律が国会で審議されてるときに、きちんと報道をしたマスコミってあったのかなぁ。
もし報道されてればこんなバカな法案は国民が通させないですよ。


人権派の目指す世界って、悪人が住みやすく普通に生活してる人には住みにくい社会なんでしょうね。
つまり亡国の社会。
そう考えると人権派ってどこかの工作員が潜り込んでるんじゃないの? とうがった見方をしてしまいます。
週刊新潮6月1日号には面白い記事が載ってました。
これが本当ならすべての「人権」という活動に懐疑の目を向けねばならないでしょうね。
「死刑反対」の後ろにあるものは何なのか?
死刑賛成派の人に是非読んでいただきたい一冊です。