海外から日本のテレビを見る方法。
PSPに対して酷評が多い当日記ですが、LF-PK1を導入しPSPでロケフリTVを楽しめるとなると評価が変わってくるんですね。
お風呂TVとして、眠りにつくまでのテレビ&インターネット視聴機器としてとても便利。
先日の冬コミ上京時も在阪テレビ局の大阪ローカル番組を視聴できて大活躍だったし。
ロケフリについて色々調べていくと、すでにこんなサービスが提供されているんですね。
- ワールドビジョン
http://www.w-vision.tv/index.html
- J-NetTV
ロケフリについて調べていくと、やっぱり海外から国内のテレビを見たいという需要が高いようです。
各種口コミ掲示板なんかでも「海外から視聴する方法」が盛んにやりとりされていますし。
しかし、前述のワールドビジョンは東京キー局から警告書を送りつけられています。
- 日本の放送局が技術革新を送らせている!?
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1316646/detail
事業は違法行為ではないとしてワールドビジョンは訴訟を受けて立つ構えだし、LF-PK1を作ったソニーも下記のように問題はないとしているんですね。
放送ではなく、あくまでユーザーの自宅の環境を外出先でも再現するというソリューション。用途も個人使用を目的としており、認証や伝送時の暗号化もキッチリ行なっている。著作権などの問題は発生しないと考えている
そこで自分が感じたのは、これだけ需要があって商売になるものだったら、なぜテレビ局が自分でやろうとしないのか? ということなんですね。
インターネットを利用したストリーミング放送は各テレビ局もサービスを開始しましたが、どう考えたってこんなの誰も見ないだろ? って内容。
放送法と放送免許、受信エリアの問題があると思いますが、ロケフリのような技術が出来てくると今の放送は時代のニーズに合ってないんじゃないか思います。
一番時代のニーズに合っていないと思うのは、キー局間では競争があっても、放送局同士では競争がないところ。
つまり東京のキー局が保護されすぎなんじゃないかなぁと。
そして東京のキー局が保護されすぎているために、地方局では競争力のあるコンテンツが逆に生み出せないんじゃないかと。
この日記で何回か書いてますが、自分は放送局同士をもっと競争させるべきだと考えているのですね。
その中には東京VS地方もあっていいはずなんですよ。
いや、地方局が東京キー局に勝てるわけがない。そうなると地方局がなくなってしまい、地域に密着したニュース報道などもできなくなり、公器としての放送の維持が出来ないという意見もあるかと思います。
でも逆に地方局が東京キー局に勝てる番組を作り出せたらどうなるでしょう? もっと地域に密着し、地方の色を押し出した番組が出来るようになるんではないでしょうか。
そろそろテレビ局も本腰を入れて考えないと、ロケフリのような技術が先行して、あとで取り返しのつかないことになるんじゃないかなぁ。