インパルスVSディアーズ

bolt692005-12-03

XリーグFINAL6準決勝、松下電工インパルスVS鹿島ディアーズを観てきました。
ディアーズはクラブチームじゃなく企業チームなんですね。だから選手全員鹿島建設の社員。
追記:インパルスも松下の企業チーム)
応援に社員や関係企業を総動員。東京から来たって方もたくさんいらっしゃいました。
そのおかげかディアーズ側のバックスタンドは満席になり、その眺めは壮観でした。


試合は両チームとも強力ディフェンス陣が活躍し、オフェンスがまったく機能せず。
ミスをしたら命取りになる一進一退の攻防。
野球に例えると0対0の息詰まる投手戦みたいな感じ。


第二クォーターにディアーズのキックミスにつけ込んだインパルスがフィールドゴールを決めて3点。
その3点を強力ディフェンス陣が守りきってインパルスが勝利。
第四クォーター残り三分、インパルスゴール前でインターセプトに成功したディアーズ
大チャンスだったんですが、そのチャンスに攻め急いだのかパスを立て続けにミス。フィールドゴールも決まらず。
タイムアウトはまだ二回も残ってたのだしもったいなかったなぁ。
最後の最後に勝利が手のひらからスルリと落ちてしまった瞬間でした。


今回も勝敗を分けたのはキックの差だったので、キックがいかに重要かをあらためて知りました。
チャレンジャーズ戦もそうでしたが、インパルスのキッカーは飛距離も正確さも本当にすごかったです。


で、今日はディアーズ側のスタンドで観戦してたんですが、試合終了後、主将の植村選手が涙をすごくこらえながらキャプテン挨拶してるんですよ。
ちょっとでも言葉を出すと、それと一緒に涙と嗚咽もでてしまいそうに。
そして選手、チアの人たちも泣いていて…。
もうそれを見ていて自分も胸がつまってしまってねぇ…。
この"人でなし"の自分がねぇ…。


これで今年の関西で見られる試合は終わってしまったのだけど、来年はもっともっとXリーグを見に行きたいと思います。
生で見るアメフトの面白さに気づいた今年でした。