別の道へ進むということ。

週刊ゴングの前編集長、"GK"こと金沢克彦氏が日本スポーツ出版社を十一月末に退社し、フリーになるとのこと。
それにともないGKが担当していたコーナーも終了で、ターザン山本!氏との「巻頭"突撃!"座談会」も終わり。
残念だなぁ〜。
週刊ゴングではこの座談会だけが楽しみだったのになぁ。


この座談会はプロレス団体や選手に迎合せず、歯に衣着せぬ発言や意見が交わされるシュートな場だったのに。
これから週刊ゴング週刊プロレスみたいに媚び媚びのファンジン化していくのかな?


昔は週刊ゴング週刊プロレス週刊ファイトと三誌紙を毎週購入してたんですが、取材拒否で飛ばし記事を掲載しなくなってからファイトを、アイドル路線(笑)で媚び媚び雑誌になってから週プロを購入しなくなってたんです。
ゴングだけは昔ながらのプロレス雑誌の立場を守ってたのでずっと購読してたんですが、これからどうなって行くのかなぁ。
水曜日がちょっとつまらなくなりました。


今週の「巻頭"突撃!"座談会」より、ターザンのいい言葉があったので掲載。

スーパーとかデパートみたいに総合的になんでもありますよっていうのが崩壊しちゃって、インディーのように一つの個性を売り物にしているほうが、生き生きしているんだよねぇ。

これ、ホームページやブログの運営にとっての大ヒントだと思います。
色々な分野に手を出すよりも、自分の得意な分野にしぼって勝負しなさい、と。
これも「プチクリ」な考え方だと思います。


例えば日記。
ブログが流行っているので今やどこもかしこも日記だらけですが、果たして日記ってのはあなたの得意な分野なのですか? と。
もちろん日頃のおこないを記し、自分自身を見つめ直すためにストイックに日記を付けてる人もいますが、そうでない人も多いんじゃないかな?
自分で見返すだけならネットで公開する必要はないんだし。
やっぱりそこには「私を見て!!」という思いがあるんじゃないかな?
そうであるなら、「私を見て!!」という目的を達成させるのなら、果たして日記ってのはあなたが取りうる最良の手段なのかな?
日記でなくてもあなたのことを見てもらえる、あなたの得意な分野が他にあるんじゃないかな?


別にその分野はネット上の活動でなくてもいいと思うんです。
料理を作るのが上手ければ誰かにごちそうしてあげるとか。
話が上手ければ友だちとしゃべりに行くとか、聞き上手だったら友だちの愚痴を聞いてあげるとか。
人の得意分野は色々あると思うのです。
そうして生きた方が人生楽だし楽しいんじゃないかなぁと思います。