「持ち物アルバム」
相互リンクさせていただいている『Always With You』のまつおかさんも部屋の片づけをされているそうで、日記には片づけの様子が少しメランコリックに書かれてます。
今まで必死に集めていたものや保存していたものも、簡単に手放してしまえるような気分
コミスタと液晶モニターを導入し、すべての作業をパソコンでやり始め、8月からこっち自分も少しずつ部屋を片づけているのでこの気分がよくわかります。
あれだけあったアナログ画材、捨てる当時はまた必要になるんじゃないかと不安だったんですが、捨ててから一ヶ月、何の問題もありません。
先日はとうとうスキャナーも片づけてしまいました。
モノを手放せないのは、もしまたそれが必要になったらどうしよう、いつかまた使うかもしれないと不安になるからだと思います。
でも自分は今はまったく違う考え方をしてまして。
手放したってどうにかなる。そのとき考えればいいんだ、と。
またアナログ画材が必要になっても、今度は買いそろえるための知識があるから、おそらく必要最低限なモノを効率よく揃えられるでしょう。
スキャナーが使えなくても、スキャナーを置いてるネットカフェがあるからそこで取り込めばいいや、と。
モノを手放しても経験でカバーできると思うのです。
モノを手放す不安のもうひとつに「これはもしかしたらそのうちプレミアがついて大金に化けるかもしれない」というのがあると思います。
まず、一般の人がホイホイ買える物にプレミアなんか絶対につきません。
オタクグッズだと初回限定版とかプレミアがつきそうなものですが、21世紀の現在はそういうことはほぼありません。
ウソだと思ったらヤフオクでもビッダーズでも調べていただければいいかと。
手放して不安になるものの多くが、実は金額的に買い戻せるものばかりなんですね。
そうであるなら、そういうグッズは「手放す」と考えるんじゃなく「預ける」と考えた方がいいと思います。
レンタルルームやトランクルームに預けるというふうに、世の中に預けるのだと。
そして「買い戻し」はそういうレンタルルームに家賃を支払ったのだということにします。
モノを手放しても経験でカバーできるし、ほとんどの品が買い戻せる今、そう考えれば手放すことの心理的プレッシャーは少なくなるんではないでしょうか。
もうひとつ、モノを手放すときのアイディア。
捨てる前にそれをデジカメで撮影し、パソコン上にアルバムを作っておく。
アルバムにコメントをメモしておくとなおいいですね。
そうすれば思い出や思い入れのあるモノ、記念になるモノもあとから振り返ることもできます。
「持ち物アルバム」の作成、モノをなかなか手放せない方におすすめです。