コミックスタジオ後編。

週刊アスキー、『カオスだもんねコミックスタジオ後編。


今週は画伯の

コミスタはスゴかった!! ただし使える人が使えばスゴかった!!
夢のようなソフトだが、ソフトに過剰な夢を持ってはいけない。

というセリフがすべてかなぁ。


自分も用紙の設定、特にネットで発表するサイズの設定にはかなり悩みましたし、"内寸""仕上がり枠""基本寸"なんてわからなかったなぁ。
レイヤーも作業レイヤーがあったり、設定用レイヤーがあったりでまったくちんぷんかんぷん。
(レイヤーの概念があまりアタマになかったので)


要するにコミスタは"慣れ"が必要なソフトなんですね。
セルシスの竹内氏が「こちらとしてもソフトに苦手意識を持ってもらうより、来てくれて助かりました」と言ってるように、ソフト導入部の敷居が高いというか、苦手意識を持ちやすいんですよ。
そのせいで自分もコミスタを1年以上放っておいたわけですし。
(その辺、一番最初に導入した頃の日記に書かれていて、いま読み返すと非常に面白いです)
もしゲストでオフセットの原稿依頼を受けなかったら自分は一生使わなかっただろうと思います。
その点でSTOLさんに感謝。


必要にせまられて使い出し、慣れてくると元に戻れないくらい快適なんですが、そこまでの慣れというか練習というか、その時間が取れるかどうかがポイント。
"慣れ"るためには"練習"が必要なわけで、その練習する時間が取れるか。
画伯の場合、週刊連載をやりながらコミスタに慣れるってのは相当キツイと思います。


コミスタだけじゃなく、どのソフトもある程度の慣れと練習が必要だと思いますので、コミスタだけがことさら敷居が高いわけじゃないんですけど、導入するにあたり「マンガの描き方がわかってる人」じゃないとちょっとつらいだろうなぁと思います。


マチュアで、練習する時間が売るほどある人にはコミスタの初期導入おすすめ。