どうせ気づけない。

A−DATAのSDカード(50倍速対応)、512Mを購入。DOSパラで4,980円。1Gのタイプも9,000円を切る価格で売ってたのですが、自分の持ってるD-snapが対応できるか迷ったので、手堅く512Mを購入。
これをD-snapにぶち込んで『水曜どうでしょう』を10話ほど詰め込み、ちょっとしたチャンネルサーバー


D-snapは画質や音質はともかく、動画を"見るだけ"なら結構使い勝手のいい動画ビューワーで、特に胸ポケットに収まるコンパクトサイズが嬉しい。握り混めば手の中にスッポリ収まるし。HDDレコーダーのDIGAのmpeg4出力と組み合わせれば本当に便利だろうなぁと思います。


自分が持ってるD-snapはSV-AV30で、30フレーム対応してないんですが、12フレームのファインモードでも"見るだけ"ならあまり困らない。アニメなら15フレームのスーパーファインモードで十分。音声はモノラルになっちゃいますけれど。あと動きが激しいスポーツを再生するのには15フレームだとかなり厳しいかも。
この機種が出た当時は512MのSDカードの値段ってむっちゃくちゃ高かったんですよ。でも今は4,980円で手に入るので動画ビューワーとしての実力発揮って感じ。
動画ビューワーって画質や音質も選定の条件になるけれど、やっぱり大容量メモリが簡単に手に入るかの方が重要な気がする。これ、使ってる人間の正直な感想。好きな番組を好きなときに見られるようにするために常にたくさんの番組を入れておきたい。あと楽に取り込めるかどうか。


D-snapと1GのSDカードの相性を調べて、もし使えるようであれば1G買おうっと。
それだけ番組を入れてもバッテリーが持たないだろうって?
バッテリーはすでに3本ヤフオクで落札済み。
本体、予備バッテリー、予備SDカードを持っても、タバコケースに収まるサイズなので、本当に重宝してます。


土曜日は大阪城公園を散策。まだ少し梅には早かったかな。


本日はマンガ喫茶に引き籠もり。


絶望に効くクスリ』1〜3巻まで(著:山田玲司、発行:小学館


マンガ家・山田玲司氏が様々なジャンルで生き生きと活動してる、メジャーからマイナーまで色々な人たちにインタビューをおこなうマンガ。
どの人の話も元気づけられる話なんですが、2巻の宮藤官九郎氏の話が面白かったなぁ。


十代の後半、創作の道に居ながらペシミスティックに他人の作品を批評という悪口でこき下ろし、それだけで優越感に浸っていたところ、あるセンパイから言われた「悪口を言うのは結構だが、それじゃあお前は何かを作れるのか?」という言葉にショックを受け、本格的に創作の道に進み出すことになる。
それが今の氏を作ったのならスゴイことだなぁと自分は思います。
この「それじゃあお前は何かを作れるのか?」という言葉が耳に痛い人は多いんじゃないかしら?


人をこき下ろすのは簡単。それじゃ我が身を振り返ったとき何があるのか? 何もない。何もないならどうするか? 作るしかないですよね。
そこでまた人をこき下ろす方向に走ったら…空っぽのまんまですね。空っぽの人間って生きてる価値あるんですかね? 生きてても死んでてもまったく関係ない存在。
それに目を向けたくないから人をこき下ろすことで己の存在を確認してるわけで。こき下ろしている間だけ、その人はこの世に"いる"のだから。それじゃあこき下ろす対象がなくなったら、その人はどうするんでしょうか? 寄生虫ならぬ寄生人間ですね。


そこで何かを作れた人ってのはどっしりとして存在感ありますよ、やっぱり。


あと同じく2巻の荒俣宏氏のインタビューはオタクにとっての福音だと思います。
いやー、元気になれます、はい。