絵描きと字書き。

ブログとWEB日記の違いについてお勉強してみた。
世間的な定義でいうと、記事リンクがほとんどないこの日記は日記であってブログではないということらしいけど、日記とブログの境界はまだ曖昧。
で、その曖昧な境界線で揉めている人たちもいるっていうことだから世の中に争いの種は尽きまじってことかなぁ。


トラックバック機能についても記事引用として使うのは有効だけど、それが議論になっちゃうと落としどころが無くて果てしなく泥沼になったりするわけで。
そういう泥沼の話題を読んでると「アナタはアナタの考えがある。ワタシはワタシの考えがある。ふたつとも正論である。ふたつの考え方を並列で置いておこう」という部分を落としどころにして決着をつければいいのにと思うんだけど、なぜか「正論はひとつ、俺の方が正しくてお前が間違ってる、意見を取り下げろ!!」という殲滅戦になっちゃうみたいで。
殲滅戦の可能性を考えるとトラックバックの使い方もテクニックがいるのだなぁ、そして簡単に始められるブログではあるけれど、文章を書くチカラはキチンと要求されるのだなぁと思ったり。
行間を読むとか前提条件とか言葉足らずとか、文章を書くのって難しいですね。まだ絵を描いてる方が楽な気もします。


ブログ間の争いというか議論を見てると、そういう殲滅戦をおこなうのは字書きの人に多いのかなぁと思いますがどうでしょう?


絵描きの方に自分は入ると思うんですが、他人の絵を見ても「あーこういう描き方もあるんだー」とか「こういう解釈もあるのかぁ」と思うぐらいで、その人に「お前の絵は間違ってる!!おかしい!!」とか言う気は起こらないのですね。
自分がヘタクソで、他人の絵を評するのはおこがましいと思ってる部分もありますし、絵描き自体に「他人の絵にとやかく言ってはいけない」という暗黙のルールみたいなのもあるのだと思いますが。
絵描きさん同士であんまり議論になったりすることってないんじゃないかなぁ。
絵描きさん同士でも論争になったりすることはあるけれど、その論争自体は文字でおこなわれるものだからそういう印象を持ってるだけなのかしら。


でもこれが文章書きさん、字書きさん同士になると簡単にヒートアップしちゃうような気がするんですけれど。
気のせいですかね?