「事件後を行く」

今日はこの記事かな。

  • 商業施設水道タンクに遺体、発見まで1カ月 三重・松阪 (朝日新聞

http://www.asahi.com/national/update/1204/NGY200812030010.html
ネットでは「客足が減った」とか「風評被害」とか「工作員乙」とか色々言われてるようなので、それじゃあ実際に行って見てみるのがいいだろうと。
というわけで『続ドクバリニッキ』版「事件後を行く」(←『ムーブ!』の1コーナー)。
現場まで行ってきました。
店のまわりはこんな感じ。
店内撮影は禁止なのでご勘弁。






普段の土曜日の客入りがわからないので何とも言えないのですが、かなりお客さんは少なかったです。
昼過ぎに着いてちょうど食事時間を外したのもあると思いますが、飲食店のお客さんもガラガラ。
どうなんでしょうねぇ、平日のショッピングセンターならこんなもんかな? って感じの客入りだったと思います。
(屋上駐車場はガラガラでしたが、1階の平面駐車場は埋まってましたしね)


んで、建物周辺をうろうろして実際に貯水タンクとか非常階段を見てきましたが、そうすると現在報道されていることに色々疑問がわいてくるのですね。
たとえば非常階段には「立ち入り禁止・警報装置が作動します」という看板がぶら下がってるのですが、じゃあ実際に警報装置は作動したのか? とか監視カメラは? とか。
あと、非常階段の2階から飛び降りたという報道もありますが、なぜ2階からなのか? とか。
非常階段だともっと高い位置まで行けますし、それよりもっと高い位置から飛べる場所があるのになぜわざわざ2階からなのか? とかね。
現場近くにはまったく高い建物がなくて、一番高い建物がここだとか。
実際現場を見ることで、報道ではわからない色々なことが見えてきます。


ただ、こうやって実際に現場に行ってみて思ったのですが、これってマスコミがやれば立派な取材なんですけど、個人がやると「野次馬根性」と取られかねないなぁと。
自分は自分のことをブロガーだとは思っていませんが、ブロガーがやるこういう現場取材が「野次馬根性」と批判されるのではなく、立派な(ネット)メディアの取材として認識されだしたら日本のブログのスタイルも変わるんじゃないかなぁと思います。
(「野次馬根性」と批判されるかどうかは記事の書き方にもよると思いますけれども)