雑誌コード争奪戦。

4コマでもネタにしましたが、週刊ゴングの後継誌、『Gリング』と『Gスピリッツ』を購入。
両誌あわせて1,930円。
子どもがお小遣いで買える値段じゃないのがなんとも残念。


2004年8月に日本スポーツ出版社が身売りをし、それ以降のゴングの内紛を赤裸々に描いているのはGK金沢率いる『Gリング』。
そうか…、そんな昔に週刊ゴングはタップしていたのか…。
雑誌やマンガ誌の休刊に際してのゴタゴタ、スキャンダルを知りたい人には『Gリング』は最上の資料となると思います。


んで、なぜ週刊ゴングという雑誌が『Gリング』と『Gスピリッツ』にわかれてしまったのか。
それは自分が推察するところ、やっぱり週刊ゴングが"雑誌コード"を持っていて、キオスクやコンビニに置いてもらえる"雑誌"だったのが大きいんではないかと。
雑誌コードについてはこちら。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
雑誌コードを持っている雑誌ってのは出版界では大名跡なわけです。
これは本屋さんで働いている人ならわかるんではないでしょうか。
この雑誌コードの取得をめぐって両誌とも色々な動きがあったみたいです。


普通、休刊する雑誌は雑誌コードを出版社が持ち続けるものなんですけど、今回の日本スポーツ出版社のように社長逮捕→倒産に追い込まれるような例はまれ。
しかも出版元は倒産してるのに廃刊じゃなく休刊。
じゃあ、その雑誌コードの権利は今、誰が持ってるのか? ってことなんですよね。
この雑誌コードを巡るきな臭い争いは両誌ともに書かれています。


つまり「週刊ゴングの正当な継承者は誰なのか?」と。


両誌とも正当な継承者はウチだ!! と言ってるのですけどね…。


いっそのこと両誌とも「雑誌コード取得マッチ」とかやったらどうなのかしら。
どっちが週刊ゴングを継ぐにふさわしいかを観客に決めてもらうというプロレス的な決め方で。
週刊ゴング」雑誌コード取得マッチは今のプロレス界にとって起爆剤になるんじゃないかなぁ。