なくなっていくモノ。

19日はXリーグWEST、FINAL6の一回戦。
長居球技場オービックシーガルズ VS 内外電機マーヴィーズを観に行く予定。
去年のXリーグ、そしてライスボウルの覇者・シーガルズマーヴィーズがどこまで立ち向かえるかに注目。
マーヴィーズ、細かいミスが出なければひょっとするかも。


で思いだしたけれど、11月4日に長居球技場からtype UXで日記に書き込もうとして色々問題があったんですよね。
その問題のことを書こうと思います。


世間で酷評されているtype UXのキーボードは改造&慣れのおかげでそんなに苦ではありません。
それより一番問題なのは回線の遅さ、というより最近のホームページが重くなってきていること。
とくにyahoo!やinfoseekといったポータルサイト
モバイル環境だとバッテリーの関係もあり、サイトを開くことに時間がかかると、とても困ります。
自分は京ぽん2の2×パケットで接続しているのですが、ポータルサイトへの接続は激重で耐えられません。


おそらくこの重さは広告の掲載が影響していると思うんですね。
ポータルサイト以外にも、広告を掲載しているようなブログも激重で、表示にすごく時間がかかります。
他にも様々なスクリプトを駆使して画像効果を出しているようなサイトも激重。


昔はホームページを作成するとき、軽快に表示させるために容量を軽くするということが基本の技術だったんだけど、ブロードバンドが発達した今、その「軽くする」というのが忘れられ、あるいは最初から考えさえすらされなくなっているんでは?


そうやってネットを見ていくと、今は「軽くする」ことを考えて作られてるページやサイトってかなり少ないんじゃないかしら?


昔はなぜ「軽くする」必要があったかというと、ネットの定額・高速通信がなかったから、重いページは「重い」ということだけで敬遠されていたんですね。
だから人に見てもらうために「軽くする」必要がありました。
その「軽くする」ための技術の競い合いみたいなものもあり、「このページ、こんなに多彩な表示なのにサクサク動くよ!!」ってのが称賛の対象になったりしてたんですよね。
だから皆、こぞってそういう「軽くする」技術の競い合いをしていました。


でも今は自分でHTMLやCGIを組まなくとも、出来合のブログを借りることが出来ますし、定額・高速通信が発達しているからそういう技術の競い合いもなくなってきてます。
ページやサイトを「軽くする」という技術は失われていく技術なんじゃないかなぁとすら思ってしまいます。


高速通信できるから、サイトが大容量化する。
サイトが大容量化するから、さらに高速な通信が必要になる。
さらに高速な通信技術が出来れば、さらにサイトのコンテンツが大容量化していく…。


何かそういうどうどう巡りでいいのかしら? と非力なモバイル環境で考えてしまいました。


で、何が言いたかったかというと、家庭やオフィスのネット接続環境はどんどん進化しているのに、(価格としても)実用的なモバイル環境はあまり進化していないのだなぁと。
Windows95のLet`s note を使ってた頃とあまり変わってないよなぁ、と。
そういう部分で、ホームとモバイルの接続環境の格差が広がってるのは問題なんじゃないかなぁということ。


でも、その格差は携帯電話の発達のせいなんですよね。
パソコンで使用するファイルを携帯電話でも見られるようになっている今、ノートパソコンをモバイルで持ち運ぶって姿も2〜3年のうちになくなるんじゃないかしら。