飛行機はどこを飛ぶ?

淀川河川敷を自転車で帰るとき、毛馬の付近で望遠鏡とチャート図を持った人をよく見かけます。
場所はこのへんね。
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34%2F42%2F59.495&lon=135%2F31%2F2.918&layer=1&sc=2&mode=map&size=s&pointer=on&p=&CE.x=550&CE.y=44
望遠鏡を持った人は真上を飛ぶ飛行機を見ているので、航空機の航路とかを確認するマニアの人たちなのかしら。
毛馬だと伊丹空港に着陸する飛行機なのでしょう。


そうやって見ていると、伊丹空港に発着する飛行機はどの方向に飛ぶのか自分も興味がわいてきまして。
調べてみると飛行機が飛ぶ道をあらわした地図はいくつか種類があるようです。
その中で飛行場に発着する飛行機の飛ぶ道をあらわしているのが「航空図」なのかな。


そこでどこかで「航空図」が見られないかなぁと思ってネットで探してみたのですが、ちょっと見つからない。
自分の検索方法が悪いのかもしれませんが、そこでこういう文章を見つけまして。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO102.html

(水路図誌及び航空図誌の保護)
第二十四条  海上保安庁以外の者が、海上保安庁の刊行した水路図誌若しくは航空図誌を航海若しくは航空の用に供するために複製し、又は当該水路図誌若しくは航空図誌を使用して航海若しくは航空の用に供する刊行物を発行しようとするときは、海上保安庁長官の承認を受けなければならない。

第二十五条  海上保安庁の刊行した海図、航空図、水路誌又は灯台表に類似の刊行物を発行しようとする者は、海上保安庁長官の許可を受けなければならない。

2  海上保安庁長官は、前項の刊行物が海上の安全の確保に支障を及ぼすものでない限り、これを許可しなければならない。

  • 水路図誌・航空図誌の複製等の手続きについて

http://www.kaiho.mlit.go.jp/apply/hyd01.html
水路図や航空図は水路業務法で複製が制限されています。
さらに地図も測量法で複製が制限されています。
さらに地図は著作権法で「著作物」とみなされています。

http://www.imasy.or.jp/~ume/copyright-ml/inetmag/internet-magazine-1996-11.html
だから航空図がネットで見つからなかったのかな?


地図の複製っていうのは自分にとって盲点でした。
意外なものが意外なもので制限されていて、なかなか興味深いです。