非番に職務質問?
で、今日はこの話題かな。
- 警察の職質追跡で女子中学生がPTSD
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=1&classId=0&blockId=218051&newsMode=article
非番なのに職務質問なんて出来るのかなぁと思って、佐賀県警の警察相談専用電話に質問。
電話に出たのはNさん。自分の名前を名乗ってから質問。
「佐賀新聞を見たんですけど、非番の日に職務質問をしたと書いてあるんですが、警察の方って非番でも職務質問するんですか?」
「(新聞の内容を知ってるふうに)あー、それね。します。事件があって呼び出されたり、緊急の事件があったときは非番でも職務質問します。」
だそうです。
事件があって呼び出されたらそれは非番じゃないのでは? とか、警察官って非番の日でも手帳持ってるんですか? というツッコミは出来ませんでしたが。
で、手帳に関しては知り合いの警察官に確認。
彼が言うには警察官の休みにもふたつあると。
準待機状態の「非番」と完全休みの「明け番」。
休みの日でも緊急の呼び出しが考えられるなど、勤務内容次第で手帳を持つこともあるのが準待機状態の「非番」。
それに対し完全に休みの日、緊急の呼び出しが無い日を「明け番」と言い、その日は持たないそうです。
つまり、警察の非番というと一般的には「休み」と考えられてるけど、そうじゃないんだよと。
話を統合して考えると「手帳を持ってる準待機状態である非番のときに、何か事件がおこれば警察官の職責上、職務質問をする」というのが回答になるかな。
そういう意味では県警の回答通りですね。
「非番の日でも職務質問をする」の疑問が解消できてスッキリしました。
だから記事中の争点が「非番に職務質問」じゃなく「職質の方法の正当性」になってる、ということですね。
職質方法の正当性については…うーん、記事通りじゃやっぱりまずかったと自分は思います。