『トム・ヤム・クン』

映画『トム・ヤム・クン』を観てきました。
トニー・ジャー最高!!
CGの格闘シーンより、身体を実際に使った実写の格闘シーンの方が重厚感と迫力があってやっぱり面白いです。
格闘シーンがCGに向かう流れに自分は「NO!!」を突き付けたいなぁ。


ブルース・リージャッキー・チェンの映画を観たあとにカンフーのマネをする子どもがたくさんいましたが、トニー・ジャーの映画も観たあとに絶対にマネをしたくなるような正しい「男の子映画」の系譜。
男の子をお持ちの方は是非とも一緒に劇場へ行って、この映画を観てみてください。


あと、ちょっと気になったところを文字の色を変えて。

人によっては「グロ」だと思うシーンがいくつかあります。
自分はちょっとそこに耐えられなかったなぁ。


マッハ!!!!!!!!』もそうでしたが、この『トム・ヤム・クン』も劇中で一切ストーリーの説明がありません。
「今こういう状況で、次はこうしなければいけないんだ」みたいな説明的セリフは一切なし。
だから「なぜこうなっていて、なぜこうするんだろう?」と、少しストーリーがわかりにくい部分があります。


でも話自体は単純な話なので、トニー・ジャーのアクションシーンと合わせてこの映画、皆さんが楽しめる面白い映画だと思います。


<PS>
空港で某映画スターのそっくりさんとすれ違ったりするシーンがあったり、いくつも小ネタが仕掛けられていて、こちらも楽しく観ることが出来ると思います。


マスターベーション実験映像大監督様のゴミみたいな『T列伝』で汚された目も、この『トム・ヤム・クン』ですっかり清められました。
あぁ…、映画って面白い。


娯楽作品とはいったい何か、某大監督様も一度CGなしのスタントに挑戦してみればわかるんじゃない?
某監督がスタントに挑戦して爆破されるまでのシーンをドキュメント映画にしたら、その方が『T列伝』の1億倍くらい面白い映画が出来ると思いますよ。