『佐賀のがばいばあちゃん』

大阪のヨドバシカメラでは、6万円を切る価格でRDR-AX75の展示品処分が始まりました(4月9日)。
RDR-AX75を狙ってる方はお早めに。


mixiを始めました。
まだ何もない状態ですが、これからゴソゴソとやっていこうかと思います。
ホームページ名で検索していただければ発見できると思います。


こちらを先に読み終わったので紹介。
今日の一冊。

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)
「さんまのまんま」で洋七が同名映画のプロモーションをしていて、それで興味を持ったので読みました。


とても面白い!!
勝ち組・負け組と分けたがるマスコミ、そしてマスコミの押しつける価値感に毒された方に是非読んでみて欲しいなぁ。


この本を読んで自分が思ったのは、今の子どもは大変だということ。
お金のかかることばかりなのに、お金を得る手段がない。


子ども用ケータイだ、ブランドだ、コスメだ、ゲームだ、と大量消費社会の中で消費者として狙い撃ちされてるのに、自分ではお金を稼ぐ手段がない。
昔は結構いろんな方法で子どもが収入を得ることができたのに、今は無理。
子どもが親に反抗できないようにするために、お金をエサにして飼い慣らそうとしてるんじゃないかと自分は思います。
ばあちゃんのように「持たないことの幸せ」を子どもに説ける親の方、います?


ケータイを持ったら、それをなくさないように気を付けなきゃいけない。
いつかかってくるかわからないのに、いつも着信に気を付けてなきゃいけない。
ケータイを持ったら電話をかける相手を見つけなきゃいけない。
電池の残量が気になって行きたいところにも行けない。
ケータイを持ったらしんどいことばっかり。
それより、話したいことがあったら直接相手のところまで行け。
その方が相手に伝わるし、タダや!!


…と言える親はいるかな?


「ケータイを買ってやるかわりに言うことをきけ!!」 ってな親ばかりじゃないかな。
今の親と子の関係が飼い主と飼い犬にみえて仕方ないです。


この本は「持たないことの幸せ」を見直すきっかけになると思います。
PSPを買ってしまったがために、それを有効活用しようとして周辺機器を色々考えなきゃいけなくなった自分は「そうだよなぁ、PSPを持ってなかったらこんなに悩んだり苦労することはなかったのになぁ」と思ってしまいました(笑)。