正しい勧誘の仕方(笑)

<改訂版>
あることについて書いていたのだけど、あまりにシャレにならないので、改訂版として掲載。
本気でシャレにならなくなったら削除します。


<ここから本文>
某オンラインゲームの初心者入門マンガが面白かったなぁ。
何が面白かったかというと、このテクニックに似てたので。

  • 正しい勧誘の仕方

http://ww4.tiki.ne.jp/~enkoji/kanyuu.html

http://ww4.tiki.ne.jp/~enkoji/index.html


勧誘のテクニックにサクラを使う方法があります。
勧誘するとき一人だけ個室に呼ぶんじゃなくて、フロアーに参加者を集めます。
そしてその中に「話を必ず肯定する人(A)」と「話を必ず否定する人(B)」を仕込んでおきます。


(A)には必ずその商品を「素晴らしい」と肯定させ、その商品の特徴を他の人にすりこんでいきます。
そして(B)にはその商品を「あり得ない」と否定させ、それに回答するかたちでその商品には問題がないことをすりこみます。
そうすることで参加者が商品に持っている警戒感を下げていきます。


そこで「この商品は早い者勝ちです!!」とやるわけです。
そのとき参加者は(A)も(B)も買うんだから他の人も買うはずだ、だから早く買わないといけないという焦りの心理と、(A)も(B)も買うんだから安心だろうという群集心理が発生します。
気付けばあなたもその商品を手に取っているでしょう。
これを催眠商法といいます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%AC%E7%9C%A0%E5%95%86%E6%B3%95


オンラインゲームはいかに初期参加するかにかかってるか? みたいなところがあるので、ある意味「早い者勝ち!!」な商品でしょうね。
そう考えるとあのマンガは「そういうありがちな勧誘ネタ」を取り上げたギャグだと思うんですけれども。
そーですよね、ギャグですよね? あははぁ… (ドキドキ)


あのマンガ、作中で「○○○○」と連呼してますがアレ、自分が昔参加したことある某宗教のセミナーとそっくり(笑)。
あと某マルチのセミナーとも。
そのときはそういう手法を知ってたから「あ、来た来たっ!!(笑)」と楽しめましたけれど。
こういう手法は知っておいた方がいいかもです。


「正しい勧誘の仕方」の中に書いてあったこの一文

だまされたと認めることは、自分が愚かだったと認めることになります。
ですからだまされてはいないと思い込みたいのです。
それでいつまでも騙されてしまうのでしょう。

「入学したらこの女と男女交際できるぜ?」という言葉に「楽しすぎるっ!!」と反応した彼がその後どうなるか楽しみですね(笑)。