お金の稼ぎ方。

小学生や中学生のときに新聞配達をやってましたという人がいますが、素朴な疑問。小学生や中学生でも働けるのでしょうか?
というわけでちょっと調べてみました。

http://www.houko.com/00/01/S22/049.HTM#s6

  • 最低年齢 (大阪労働局)

http://osaka-rodo.go.jp/joken/rokiho/nensyo/rokiho56.php

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%AB%A5%E5%8A%B4%E5%83%8D


満13歳以上で所轄の労働基準監督署長の許可と修学に差し支えないことを証明する学校長の証明書及び親権者又は後見人の同意書があればOKみたいです。
昔は小学生でも新聞配達できたみたいですが、平成10年の労働基準法改正で今はダメみたいです。
ただ、平成17年3月31日までは特定農山村地域や過疎地域に経過措置が適用されており、小学生でも新聞配達できたようです。

  • 労働基準法の一部を改正する法律附則第6条第3項の職業及び日を定める省令案の概要について

http://www.jil.go.jp/kisya/kijun/991109_01_k/991109_01_k_sankou.html


こう見てくると小学生でお金を稼ごうと思えば芸能人になるか、株を買うしかない。
(ちょっと前なら小学生でも社長になれました。今は15歳以上。)
そりゃお金というか、経済活動に目が向いた子どもならホリエモン的生活に憧れますって。
小学生のうちから働いてお金を得ることがどういうことか、教育をしておいた方がいいんじゃないかなぁ。


色んな法律が改正されて、未成年が保護されるようになったように見えるけれど、逆に言うと未成年が合法的に収入を得る方法が奪われてるんですよね。
未成年は経済行為にまったく関係ないとでも言いたそうな改正だけど、今は小学生も経済行為の海の中に投げ込まれてますよね。
大量消費型資本主義世界の荒波の海へ。
その海は未成年からも容赦なくお金を毟っていきます。
なんだよ10万円のテレビゲーム機って。通話代が月1万以上する携帯って。そんな金、小学生が持ってるのかよ?
今や小学生も中学生もお金は必要なんです。


収入は親からもらうお小遣いだけ。
何か犬と飼い主みたいな関係に見えちゃう。
お小遣いやるから言うこときけ!! みたいな。
そしてお小遣いで足りなくなればどうすればいいんでしょう? 今の状態だと非合法なことに手を染めるしかないんじゃないかなぁ。


子どもは清らかな天使。
お金は薄汚い道具。
だから子どもには極力お金に触れさせないでおこう。
こう考える大人のせいで子どもの金銭感覚がおかしくなってるような気がします。


自分の場合、小学生の頃は空き瓶拾いしてました。
空き瓶を酒屋に持っていくと10〜30円バックしてくれるんだよね。
今は缶入り飲料が多いからあんまり空き瓶は落ちてないけれど、当時は結構なお小遣いになったなぁ。
それでガンプラが買えた時代でした(笑)。


日本だとちょっとお金の話をすると品性を問われますが、自分はもっとオープンにお金の話をするべきだと思います。
どうやってお金を稼ぐかを考える。
そうすれば少なくとも身体を売るとかひったくるなんて安易な方向に行かないんじゃないかなぁ。


自分は子どもにお金の話を徹底的に教え込むのに賛成派。
あと、合法的に収入を得られる道を子どもに残すのにも賛成です。

お金を得ようと思っても新聞配達もできなければ空き瓶も落ちてない。
今の小学生には小遣い以外に収入源が無いってのはある意味ちょっと問題なんじゃないかなぁ。