普通に会話も出来ない世の中じゃ

今日はこの話題かな。

  • メール着信拒否され市職員“人権侵害”で偽出頭要請

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_01/t2006012731.html


六月の鳥取人権条例施行後にはこういう事件増えそうですねぇ。
「あのページ、腹が立つ!!」「あの日記、むかつく!!」「あのブログ閉鎖させてやりたい!!」と妬み嫉みの私怨にかられたら、架空の鳥取県人権団体をでっち上げてISPに通報。
ISPもそういう面倒くさい団体と関わり合いになりたくないから該当ページの内容なんか確認せずに即デリするんじゃないかしら。
ちょっと人権をかじった私怨ちゃんにとっては素晴らしい世の中到来ですね(笑)。


アメリカでもこういうアタマのおかしい法律が作られたみたいです。

  • 「不快感を与えただけで犯罪に」 米国新ネット関連法の危うさ

http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000050150,20095138,00.htm


この法律も「誰が不快と感じるか」がはっきり規定されていませんが、日本で進められている人権条例・擁護法も「何が人権侵害にあたるか」をはっきり規定してません。
だからどこまでも拡大解釈が可能です。


このことについて鳥取の片山知事も「欠陥がある」と自ら認めてます。

  • 「欠陥条例も許容を」=分権時代、やむを得ぬ−片山鳥取県知事

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000087-jij-pol


欠陥があることを認めておきながらそれを押し通そうとするなんてキチガイとしか思えません。
今の日本はキチガイに優しい国だから仕方ないのかもしれませんが。


自分は「表現の自由」「言論の自由」という憲法で保証されている権利を侵害する行為にこそ重い罰則を適用すべきだと思います。
前述の人権団体の名を騙って私怨を晴らそうとする行為は憲法に対する重大な侵害行為として死刑を適用してもいいぐらいです。


それぐらいこれらの自由の権利を侵害する行為は民主主義社会にとって重い罪です。
「普通に会話をすることもできなくなる社会」をもたらす罪にこそ厳罰をもって臨むべきだと自分は思います。