キラー・ドン竹内降臨(笑)。

ラフをスキャナーで取り込んで、コミスタを使い、ペンタブレットでペン入れをする練習中。
ペンの設定をきちんとすれば結構描きやすくなるもんですね。


今週の週刊ゴング前田日明特集は面白かったなぁ。
超ガチンコ座談会ではキラー・ドン竹内まで降臨するし(笑)。


アントニオ猪木のプロレス・イデオロギーについて。

アントニオ猪木イデオロギーは)カビがはえてて、もう耐えられないんだよね。

内外タイムスの「前田、マット界を潰す!」記事について。

プロレス界なんて、もう潰れかけているのにさぁ、今さら前田が出てきて潰すほどのことはないんだよ(笑)。

GKを長州一派の番頭と呼ぶターザンに対し

(GKが)番頭? 丁稚かな(笑)。

プロレスの強さの5つの条件に対し

力道山はそうだったんだけども、その次に時代になって、5つの要素から1つ抜け2つ抜け、いつの間にか1個しか残ってないんだよね。そして一番肝心なのが残っていないんだよね(笑)。

K−1やPRIDEはプロレスなのか格闘技なのかに対し

あの不透明なる武蔵の決勝進出を解説して欲しいよね(笑)。


GKを丁稚よばわりする竹内宏介氏、めっちゃキラーぶりを発揮(笑)。いつものゴングの誌面だとプロレスLOVEの代表みたいな人なのにね。
紙のプロレス」なんかが同じ発言をしても、ものすごく軽薄で底の浅いファンの発言に聞こえるんだけど、さすがにプロレス雑誌の重鎮が言うと言葉の重みが違います。こういうのを言葉の切れ味って言うんだろうなぁ。普段刀を鞘に収めてる人が、一旦刀を抜くとその切れ味たるや銘刀の一振り。
これが以前書いた、手入れも行き届いていない刀をこれ見よがしに抜刀してブラブラさせてる人間と、研ぎ澄まされた刀を鞘に収め、必要な時にだけ抜刀する人間との差。
いまプロレス界に必要なのは竹内宏介氏のような銘刀の切れ味だと思うので、これからもどんどんキラーっぷりを発揮して欲しいです。


で、もうひとつ前田日明インタビューから。

記者でもそうでしょ。字数が少ない。でもその中に内容を込めて、読みやすく、深い意味合いのあるいい文章をすらっと書く。それって最高のことでしょ? でもああやっても出来ないこうやっても出来ないやつに「こうやったらいいんだよ」って言ったら、パッと分かるよね。
でもそれすらもやってなくて「そういう文章はどうしたらいいんですか?」って聞いてくるやつが出来る? 出来ないでしょ? 求めてるやつだけが成長するんだよ。


この話、例えば絵を描くことについて言うと、ある理想の絵を目指していて、ああでもない、こうでもないとその理想の絵を目指して実際に描いてる人間に「その絵はこうやって描くんだよ」と教えてあげるとパッと描けるようになる。
しかし、実際に絵も描かず、描いたこともなく、描く練習すらしてない人間が「あの絵はどうやって描けばいいんですか?」って聞いてきても出来るわけがないということ。
これってずーっと自分が言ってきたことと同じだよね。
脳内巨匠を気取り、他人の絵の批判ばっかりしてる人間が「それならアナタが描いてみれば?」と問われて答えに詰まるのと同じ。練習どころか絵を描いたことすらないのに描けるわけがない。
これは文章も同じ。文章を書くトレーニングをしてない人間がいきなり名文を書こうったってムリ。GK曰く

文章が巧くなりたかったら、巧い文章を書く人の文章を毎週リライトしてごらん。そう言われて、素直に何ヶ月も一生懸命リライトしているヤツは必ず巧くなりますよ。

ということですから。


絵を描く、文章を書く、それに対し結果が出ないのは行動の方向が間違ってるだけ。だから行動を正しい方向に向けてやれば必ず結果は付いてくる。
絵も描かず、文章も書かず、立ち止まってるだけじゃ結果なんて一生出ないですよ。