シグマブック価格¥39,795(アマゾン調べ)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000XK7L4/qid%3D1091261178/250-8373193-2557801


本体にSDカードが付属してないから、別に買わなきゃいけないわけで。
維持費として電池代も必要。それにデータ費が結構する。
それにシグマブック単体でのデータのダウンロードはおこなえない。
シグマブックをパソコンの前か、書店の専用リーダーに持っていく必要がある。
茶店や電車で自由に本をダウンロードして読めるわけではない。
それだったらダウンロードした書籍データはパソコンで見るし、書店に行ったなら本の方を買うって。


こりゃダメだわ。これじゃ絶対に成功しない。


パワーポイント形式にすればシグマブック用に小説やマンガを自作できるようですが、
それってネットとの親和性が薄いように感じる。
一般の人もシグマブックで小説やマンガを発表できるように、作成ソフトをフリーで配ったらどうだろう?
で、ダウンロードが多い作品を売り出すとかね。


と書いてて感じたけれど、京セラのPHSAH-K3001Vがあればシグマブックはいらないかも。
ネットの小説はちゃんと読めるし、マンガもそれなりに読める。
やっぱり「いつでもどこでも」が大切なのですよ。


なんかアマゾンもシグマブックも、本当の本好きが運営してる、作ってるとは思えないなぁ。
まず技術が先にありで、それにソフトを載っけてるように感じる。


電子書籍のメリットはなんと言ってもコストの安さだろう。
印刷費用や紙代はいらないし、流通経費もいらないし、本屋で棚を占拠することもない。
そのことについてのメリットってもの凄く革新的なものなんですよ。
しかし、そのメリットが書き手や読み手の方向ではなく、メーカーや出版社の方向に向いてるように見える。
メリットの恩恵を受けるのは書き手と読み手であるべきだと思う。
メーカーや出版社が恩恵を受けるシステムがまずありきでは成功するわけないですよ。