紙でプロレス

遅ればせながらコミケレポート。


3日目、雨が降ったんですが、雨の対応についてあちこちでブーイングが出てる様子。
しかしコミケは企業イベントじゃないし、雨が降ったらあの長蛇の列がどうなるか予測は出来るはずなので
自己責任で雨の対策ぐらいしていくべきだと思うんですが。
どうも最近のマスコミやWEBでのコミケの取り上げ方のせいで「お客さん」気分の一般参加者が増えていて、
しかもそういう人間の方がマスになりつつある感じ。
入場料も払わずに、おもてなしだけは企業イベント的なモノを求める一般参加者の態度はどうかと思いますよ。


その関連でいうと、もはやコミケはアマチュアイズムとボランティアで運営していくのには無理があるんでは?
コミックマーケット67サークル参加申込書セットの中で準備会自身がそれを指摘しています。
ただし準備会は一般参加者もコミケを構成する参加者であるという建前で、目の前の問題に目を塞いでますが。


今回気になったのは警備員の多さ。
ボランティアじゃなく、プロの警備員がとても目につきました。
プロの警備員だからそれを雇うにはもちろん経費がかかってるわけで、その費用がコミケの運営を圧迫してるのは承知の事実。
ここでも準備会は一般参加者に良識ある行動を取ってもらうという建前で目を塞いでるわけですけど。


だいたいサークル参加者向けの書類で、一般参加者への啓蒙をおこなう文章を書いてもしかたないと思うんだけど。
準備会はそろそろ一般参加者について塞いだ目を開かなければいけないんじゃないでしょうか?
一般参加者は「お客様」じゃなく、あくまでもコミケを構成する「参加者」のひとりなのだと。