サンダーバード
http://www.thunderbirds-movie.jp/index2.html
V6が声優をやってる吹き替え版を観てきました。
もちろんネタにするためですが(笑)。
「やっぱりちゃんと声優がやらないと〜。V6じゃ地雷だよ〜。」って展開を期待していたんですが、
V6の声優、あまり違和感がなかったです。
というかキチンと声優してました。
アラン以外のトレーシー兄弟の出番が少ないからアラが目立たなかったってのもありますが、
父親ジョン役の坂本昌行、五男アラン役の岡田准一は出番も多く、目立つ役なのにキチンとそつなくこなしていました。
いや、本当にキチンと聴けたのでビックリしました。
(過去に幾度となくアイドルが声優にチャレンジしましたが、ものの見事に全敗。それと比較するのが悪いぐらいV6はキチンと演技してましたね)
さて本編。
OPムービーメチャクチャかっこよすぎ!!
このOPムービーだけに1,800円払ってもいいぐらい。
ものすごくスタイリッシュなアニメとあのテーマ曲の融合。
いやー、本当にゾクゾクしました。
内容は可もなく不可もなく普通に楽しめる映画なんですが、全編を通して画面がスタイリッシュなので
そこがスゴク気に入る人はハマっちゃうかも。
なんというかレトロイングリッシュスタイルとでもいうか、
『オースティン・パワーズ』とか『スペースチャンネル5』といったああいう系統のスタイリッシュさ。
自分はそういうのが結構好きなので、この『サンダーバード』の世界はドップリ楽しめました。
そして映画全編に散りばめられた、元祖『サンダーバード』へのオマージュと小ネタ。
これがまた感動モノ。
SFXというかCGもテンポが良く、サンダーバード各機がキビキビと動き回る様は痛快。
特に1号と3号。
グイーンと来て、ビャーといく機体がもの凄く気持ちいい。
(この辺、元祖のファンの人は意見が分かれるかもしれませんが)
これでもう少しストーリーが濃かったらなぁ。
それが少しだけ残念。
本作は五男のアランの成長物語なんですが、それがキチンと描ききれていないので、それが少し消化不良の原因になっちゃうかも。
本作を『サンダーバード紹介編』として第二作『サンダーバード活躍編』を作ってくれないかなぁ。
とにかく観てて気持ちよさを感じる映画でした。
PS エンディングのV6の歌はいらなかったなぁ(笑)。