美少女という名の規格品は山ほどいる。
http://www.ibjcafe.com/talk/tarzan/a/2004/20040805072329.htm
イビジェカフェのターザン山本!氏のコラムから。
「美少女」を「萌えキャラ」に置き換えて読んで欲しい。
そうだよなぁ、萌えキャラという名の規格品は山ほどいるよなぁ。
このコラムは萌えキャラへの痛烈な批判になっている。
自分も規格品には興味がわかないもんなぁ。
同じような属性キャラで、同じようなキャラデザで、同じようなストーリー。
まったく興味がわかない。
規格品ってのは結局大量生産品であり、消費されるためだけに存在する。
消費されてはい終わり、だ。
規格外のものが新しい規格を作るのであるから、もっとハチャメチャな規格外のものが
出てきてもいいと思うんだけどなぁ。
そういうものを受け入れる土壌や余裕は、まだこのオタク系世界に残っていると思うんだけど。
しかし、もう少し時間が経って「萌え」=「オタク」で教育された世代が育ってくると
そういう土壌や余裕はまったくなくなるだろうなぁ。
萌えという規格品で教育された規格品オタクの大量生産。
そこには規格外を受け入れる土壌や余裕はない。
そんな人たちを自分は「オタク」と呼びたくないなぁ。
オタクというのはクロスカルチャーする人々のことだと岡田斗司夫氏は定義した。
そうであるなら「萌え」という規格、「萌え」というジャンル一本だけの彼らはオタクではない。
単なる萌えマニア、萌えフリークスだ。
萌えマニアに対して違う呼び名が欲しいと思う今日この頃。
萌えマニアの呼び名かぁ…。
「アタマとココロのかわいそうな人たち」とかどう?
もしくは
「想像力の翼を無くした人たち」とか。
萌えはオタクの一部ではあっても、萌えはオタクの全部ではない。