雲のカタチは一時として同じものがない。

加古川七人惨殺事件、やっぱりキチガイは野放しにしちゃいかんよ。
昨日今日狂ったんじゃなく、ずーっと狂ってるんだもん。
そういうヤツはやっぱり隔離するか死んでもらった方が健全な市民のためだ。
デスノートがあればなぁと思う一瞬。
あ、デスノートがあれば、この犯人の名前だけじゃなく人権派の皆様の名前も書いちゃいますけど(笑)。

『デスノート』

1〜2巻まで。


死に神のノート、デスノートを手に入れたキラこと月(ライト)。
このノートに顔を思い浮かべながら名前を書かれたものは死に至る。
全国模試トップの成績を誇るキラは、このノートを使い悪人を殺すことで、死を犯罪の抑止効果に使い理想郷を作ろうとする。
しかし彼がやってることは理想ではあっても、現実では単なる大量殺人だ。
ICPOに依頼された「L」はキラの正体を突き止めるべくプロファイリングに挑む。


一方キラは「L」抹殺をおこなうも、彼が用意した「L」がニセモノだったため失敗してしまう。
自分に殺せない者がいるという前例を作ってしまえば、彼の理想郷は崩壊する。
そのためキラもまた「L」を抹殺するために、あの手この手で「L」の正体を探ろうとする。


正体がバレた方が死に至るデスゲーム。


とまぁ、あらすじを書いてみましたが、あってるでしょうか?
内容は心理ゲームなんですが、すごくネット時代的な心理ゲーム。


ネットってほとんどの人がハンドルネームを使い、本名で活動する人はほとんどいませんよね。
というのも本名を不特定多数の人に知られることで色々なデメリットがあるからだと思うんです。
(これについては今後書く予定)
オフラインであっても名乗るのはハンドルネームだけで、本名は名乗らない人の方が多い。
それぐらい本名がバレることを極端に嫌がりますよね。


この『デスノート』はその本名の探り合いに似てると思います。
とにかく相手より先に本名や個人情報を手に入れ、オンラインとオフラインを地続きにしてしまう。
それは本名や個人情報がバレた人間にとってオンラインでの死を意味する。


相手はこちらのことを知ってるけれど、こっちは相手のことを知らないという状態の不安感を想像してみてください。
家の中まで覗かれてるような不安感。オンラインで物理的攻撃が始まるんじゃないかという不安感。
本名や個人情報はネットでの活動を抑止する情報に成りうるのです。


デスノート』を読んでいて、何か色々なこと思い出したなぁ。
書かないけど。