バクチは熱くなったら負け!!
三連休、大阪に帰るか仙台に帰るか悩んだのですが、今月のクレジットカードの支払いが40万円もある人には遠出は出来ないでしょ? ということで近場で旅気分。いったい何に使ったんだ? (クルマの保険代)
・11月2日
競輪が小田原、競艇が江戸川と戸田で開催。先日の台風で被災し、復旧がおこなわれた戸田に行こうかと思ったのだけど、小田原競輪へ行くことに。
最近、土日の昼間にレースを開催してる競輪場って小田原しかなくて。今回の「小田競・サイクル杯」が終われば来年の3月以降も土日の昼間の開催がないし。じゃあ、ギャンブル飯、回収しておくかということで小田原競輪へ。
去年の7月も小田原競輪へ行ったんだけど、ギャンブル飯については良い印象がないんだよね。
『ばくばく! バクチごはん』の原作、島田英二郎氏はバクチごはん、ギャンブル飯を大雑把に2つのタイプにわけています。それは「食堂型」と「屋台型」。
「食堂型」は店内、あるいは店の前に置いてある座席で食事を摂るタイプの店舗。「屋台型」は店先で食事を買って持ち運んで、自分の好きなところで食べるタイプの店舗。自分は「食堂型」と「フードコート型」と呼んでますが、この「食堂型」の店舗が小田原には多い記憶があって。お昼過ぎになるとどのお店も「食堂型」の座席に常連が居座っていて、一見(いちげん)の客が座席に座って注文するの、ものすごく敷居が高かったんですよねぇ。
だから小田原で競輪が開催されててもまったく行く気がなかったんだけど(この日記でも散々書いてる)、先日の京王閣のギャンブル飯の惨状を目の当たりにしたら、小田原にも行っておくしかないかぁと思い、行くことに。
JRの東海道線の下り列車はお客も少なくて小田原まで旅気分を満喫。
小田原駅に着き、競輪場までは徒歩。去年は7月の暑い中を歩いたんだけど、今日は曇ってて涼しいので徒歩でもまったく問題なし。競輪場の上にある相洋中・高学校も休みだったみたいで歩きにくさはありませんでした。
最近の競輪場って、本場(ほんじょう)開催されてるときって入場料無料が多いよね。
4コマでもう使ったので、小田原競輪で食べたギャンブル飯のご紹介!!
まずは『味の店山ちゃん』のまぐろブツ、500円?
まぐろブツの値段を見るの、忘れた。まぐろブツって単品と定食があるんですよ。まぐろブツとビールで900円。ビールは場内で400円の統一だからまぐろブツは500円かなぁって。
山かけのまぐろのブツも、もちろん美味しいんですが、付け合わせのタケノコの煮物がめちゃくちゃ美味しいんですよねぇ。このタケノコの煮物、自分の中ではギャンブル飯の総合一位。この山かけのまぐろブツとタケノコの煮物を食べるだけに小田原まで来るの、あり!! です。この日も美味しかった!!
そして20号売店『大勝』さんのもつ煮、400円。
ごぼうなどの香味野菜が使われてるし、もつ独特の味というか香りもするから万人受けはしないと思います。でも「もつ煮っていったらこの味でしょ?」という、もつ煮のセンターは押さえてる味。豚骨ラーメンが「臭いのがいいか、臭くないほうがいいか」みたいに語られてるのと同じく、もつ煮も「香味野菜を使うのがいいのか、使わないほうがいいのか」みたいにネットで語られてくれると嬉しいです。
んで、22号売店『浅野食堂』さんの串カツ、150円。
ピンボケで申し訳ない。
小田原競輪は「食堂型」の店舗が多いと書いたのですが、実は『大勝』さんと『浅野食堂』さんという「屋台型」のお店もあるんです。去年来たときはそこまで目に入ってなかったんでしょう、ギャンブル飯の経験値が高くなかったんでしょう。『大勝』さんと『浅野食堂』さんのメニューを食べにくるだけでも小田原に来る価値ありです。なぜならば。
『浅野食堂』さんのおでんのつくね、1本150円!!
デカい!! 多摩川の肉玉の1.5~2.0倍くらいあります!! さらにこのつくねがおでんのだしを吸ってしみしみのぶちうまぁ~!! ですよ。
多摩川の肉玉と違い、こちらのつくねはニンジンやレンコンなど、野菜が練り込まれています。お肉とおでんだしのデュエットが奏でられてる多摩川の「肉玉」。お肉、野菜、そしておでんの具から染みだす味で奏でられるオーケストラの小田原の「つくね」。これは甲乙付けづらい。ギャンブル飯フリークスには是非とも両方食べに来ていただきたい!!
そういやかまぼこ、練り物の町小田原には「小田原おでん」なるものがあって、その「小田原おでん」にはつくねが入るとか。そうであれば小田原競輪におでんの名店があるのも納得!! おでんのつくね、ぜひ味わってみてください!!
んで、『浅野食堂』さんのおでんのメニューに「すじぼこ」というのがあったので頼んでみたら「ずいぶん前にやめちゃったのよ~」とのこと。
帰ってきて調べたら「すじぼこ」ってこんなの。
ぜひとも食べてみたかったなぁ。『浅野食堂』さん、復活させてください!!
あとは『大勝』さん、『浅野食堂』さんでいろいろなメニューをチョイス。小田原競輪は「食堂型」店舗が多いと思ってたから敬遠してたけど、『大勝』さん、『浅野食堂』さんという「屋台型」のギャンブル飯を食べに来るのも"あり"だなぁと。小田原競輪場、また来たいと思います。
で、小田原競輪の「食堂型」店舗を昼過ぎに覗いたら、やっぱり常連が席を占有して座っていたという。でも『大勝』さんと『浅野食堂』さんがあればいいかな。両店は小田原のギャンブル飯の良心だと思います。
で、ギャンブルのほうは…、無粋なこと、書くのやめておこうぜ。なぁ?
7レース遊んで3レース的中。3,800円の投資に対し1,200円の回収なので2,600円の負け。
レースの数に対し投資の金額が少ないのは、自分は競輪ではBOXしか買わないから。4車のBOX買い400円のみ。自信のあるところは三連単で買ったりしてたけど、当たるわけないわな。
自分は最近競輪で面白い遊び方を見つけまして。
それは選手に応援の声を投げかけること。
競馬や競艇やオートレースは選手に声をかけても馬やボートやバイクの爆音で選手に届かないのですが、競輪はほぼ無音なので選手に声が届くのです。一位になった選手に「○○、ナイスぅ~!!」と声をかけると選手が反応してくれるんですよねぇ。
10月19日の京王閣の第7レース、大阪出身繋がりで酒井拳蔵選手をあたまに車券を買ってて、酒井選手に応援の声をかけ続けたら、酒井選手、一等賞!!
ゴール後の1コーナーで「酒井ぃぃぃ、ナイスぅ~!!!!!」って声をかけたら左手をチッと振って反応してくれて。嬉しかったねぇ~!!
なので競輪では応援の声を出すようにしています。もちろん、ネガティブな声がけじゃなく、ポジティブな声がけで。
小田原競輪で遊んだあとは久々の小田原観光。
そのあと、JRの東海道線ののぼりで帰ってきたのですが、乗客が少なくてやっぱり旅気分。三連休初日から旅気分を満喫しておりました。
ここまで三連休の初日を書いたら物書きのチカラ尽き果てましたので、あとの2日は別に書きたいと思います。
「すじぼこ」、食べてみたいよねぇ~。