#ギャンブル飯in船橋競馬場

 4コマのほうでネタに使ったので、こちらでも船橋競馬場で食べたギャンブル飯をご紹介します。

 まずはスタンド3階の『東西売店』さんのもつ焼き白1本180円。

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 もつを煮るほうのもつ串は各場(かくじょう)にあるんだけど、もつを焼くほうのもつ串はかなりめずらしい。自分が行ったことがある場(じょう)だと川口オートにあったかな?

 大ぶりのもつ焼きはさすがに焼くのに時間がかかるのか、自分は焼けるまで10分ほど待たされました。

 焼き上がった豚の腸のもつはムニムニとした食感でかみ切るのは少し難しい。なので最初におはしで串から身をはずしたほうが食べやすいです。もつはかめばかむほど肉の味が染み出してきてとても美味しかったです。

 ここ、3階の『東西売店』さんはもつ焼き以外にも焼き鳥なんかの串ものも売ってるのですが、焼き機が小さいのか、火力が弱いのか、手際が悪いのか、品切れのメニューが多いです。なので常連は焼けてるメニューを訪ねてから焼けてるものを購入してました。この「焼けてるメニューを先に訊いておく」は船橋競馬場でギャンブル飯を堪能するには必須のテクなので覚えておいて損はないです。

 次に『優売店』の煮込み400円。

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 他の場(じょう)の煮込みと比べると色が薄いのがわかると思いますが、その色の通り薄味の味付け。そして他の場と比べてゴボウなんかの香味野菜が多め。味があっさりしてて香味野菜の香りが強く、香味野菜が苦手な人はつらいかも。他の場のこってりとした煮込みやもつ煮が苦手な人は、逆にこの煮込みならあっさりとしてるので食べられると思います。

 自分は色々な野菜が入ってるぶん、汁が複雑な味になっていて美味しかったです。野菜をたっぷり入れるときは野菜から旨味が出るので薄味のほうが合うんだなぁと勉強になりました。

 そういえば中山競馬場の煮込みもここと同じで薄味だったなぁ。何か関係があるのかしら?

 それから船橋競馬場の名物、『東西売店』のあんかけ焼きそば380円

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 ソース味の焼きそばの上にうっすらとカレー味がするあんがかかっているもの。船橋競馬場には『東西売店』が3つあるのですが、どこででも買えます。

 味はご想像通りの味。最初に焼きそばとあんを混ぜてしまっても構わないし、ソース味の焼きそばを味わいながら徐々に混ぜていくのもあり。各売店の前に置いてある酢などの調味料で味変させながら食べるのもありです。

 船橋競馬場はなぜか焼きそばを名物として推していて、普通のソース焼きそばもかなり売れています。他の場のように焼いたのをパックに入れて焼き置きを売るんじゃなく、鉄板の上の焼きたてをそのまま提供していくスタイルなので、ソース焼きそばも美味しいんだろうなぁと思います。

 さらに『船橋屋田久保』の羽根つき餃子400円。

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 ギャンブル飯を4コマでネタにするときは最低3品は食べなきゃいけないのでネタの保険に注文したもの。結局ネタでは使わなかったけど。

 注文してから焼き始めるので提供時間はかなり遅めです。ただ、そのぶん焼きたてなので焼き目はカリカリ、皮はもちもち、肉餡はニンニクががっつり効いていてとても美味しいです。ですが値段を考えると安くはないし、提供は遅いしで船橋まで行ってまで食べるものか? と考えると疑問。なのでネタに使わなかったんだよなぁ。

 この日は車で東京まで行って、そこから電車だったのでビールが飲めなかったのですが、ギャンブル飯にはビールは必須だろ? っていう人にはこの餃子、ビールと一緒におすすめします。ですが千円札が1枚ひらひらと飛んで行くので王将で餃ビーやってたほうが無難だと思います。

 あとギャンブル飯の番外編。この日、千葉の農産物をPRするイベントがおこなわれていて、その中にチバザビーフの展示販売がありました。

chibathebeef.jp

 そこで売ってた千葉牛の焼き肉800円。

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 これが超美味しかった!! うまいぐあいに焼きたてにありつけたので身は固くなっておらず、かめば赤身から旨味がぶわっと流れ込んできます。身は柔らかで、脂身はとても甘く、そんじょそこらの店頭販売では食べられない味。

 チバザビーフの焼き肉があまりにも美味しかったのでコンビニまで走り、オールフリーで流し込んだのでした。本当に美味しかった~!!

 んで、船橋競馬場のギャンブル飯の売店の感想。

 売店の店員さんが競馬場と一緒に高齢化していてどこの売店も手際が悪いのよ。たぶん昔は出来た動きが今は出来なくなってる。だから客を捌けないしいつまでも待たせるし。

 そしてバタバタと売店が潰れてる。2015年頃にブログなどで紹介されていたお店がなくなっていたり。

 どうも船橋競馬場売店、このまま店員さんの高齢化とともになくなってしまいそう。近くにショッピングモールやコンビニがあるからお酒や食べ物を持ち込みしてる人が多く、そういう人は売店がなくなっても困らないだろうし。

 ということは船橋競馬場のギャンブル飯を味わうには今すぐに行くしかない、ということです。土日の昼間の開催はほとんどない(年内はもう平日の開催しかない)ので味わいにいくのは超困難ですけども。

 川崎や大井は「映え」を狙ってそれなりに成功しているとは思うのですが、船橋はどうもなぁ。黒字に転換したのでこれから改修とかしていくんだろうか。でも、改修をしたら既存の売店は大井のようになくなって、古き良きギャンブル飯を味わうことは出来なくなるんだろうと思います。

 だから船橋競馬場、早めに行っておくのが吉です、はい。