鶴岡市においでよ!

bolt692016-05-18

5月14日に映画『殿、利息でござる!』を見に行きまして。


・『殿、利息でござる!』(公式サイト)
http://tono-gozaru.jp/


宮城県でおこった実話だということで勉強のために見に行きましたが、面白かった!!
町人と役人との丁々発止の駆け引きと、さらに大どんでん返しの駆け引きがすごく面白くて。
「おカネマンガ」が好きな人ならめちゃくちゃ楽しめると思います。


で、映画を見ていて「この映画、どこで撮ったんだろう?」と気になりまして。
なんか見たことある建物もあるし、と。
調べてみたら山形県鶴岡市にこういうものがありました。


・スタジオセディック庄内オープンセット(公式サイト)
http://openset.s-sedic.jp/


こちらに15日に行って来ました。
京都の太秦映画村が江戸の街並みなのに対し、こちらは商家や農家、町屋や宿場が立ち並んでおります。
どういう作品が撮影されたのかは公式サイトをごらんください。
中の風景は公式サイトやGoogleで見られると思います。


ここがねぇ本当にすごくて。
まさに昔の世界にタイムスリップしたような感じを味わえます。
自分は農村エリアで『五分後の世界』ごっこをやりたくなりました。
撮影に使っていないときは各建物の前や中にどの映画のどのシーンで使われたのかの表示もしてあり、「へぇ、あの映画の建物はコレだったのか」と映画の中に入ったような感覚も味わえます。
自分は『殿、利息でござる!』を見た直後だったので「あ、ここはあのシーンだ!!」と楽しく見ることが出来ました。


また、土日には庄内藩殺陣乃会による剣劇ショー・殺陣体験がおこなわれており、生で殺陣を見られますし殺陣の体験も出来ます。
お子さんがいる家族連れなら子どもの殺陣をスマホやビデオで撮影したり出来るので面白いと思います。
で、この剣劇ショーで色々な映画の内輪話というか、メイキングみたいなことを話してくれるのですが、これがめちゃくちゃ面白い!!
これは是非とも生で聴いていただきたいです。


で、ですね、このオープンセット、山形県の山奥にあるせいか見学してる人がそれほど多くない、というか少ない、というかほぼいない。(時間帯によっては)
なのでセットを背景に写真を撮るときに京都の太秦映画村のように人の出入り待ちをしたり人払いをする必要がありません。
だからコスプレの撮影にめちゃくちゃ向いてると思うんですよね。
公式サイトをご覧いただければ「コスプレ撮影可、長物持ち込み可、更衣室あり」になってますし。
あと現地でも衣装を貸し出ししてますし。
撮影のしようによれば「ファンタジー世界」っぽく撮影も出来ますしね。(『勇者ヨシヒコ』はここで撮影されました)
コスプレで行けば料金も安くなりますのでコスプレイヤーさん、ぜひどうぞ。


それとここのオープンセット前には映画『おくりびと』の撮影で使われた鶴岡市内の銭湯「鶴乃湯」さんが完全移築されております。
ここも自由に入れますし、自由に撮影することが出来ます。男性ならめったに座れない番台に座ったり、めったに入れない女湯に入ることも出来ますよ。
昔の銭湯の完全移築なので銭湯マニアには超おすすめです。


ちょっと遠いかとは思いますが、来て見る価値はあると思います。
だから山形においでよ!