「WEB漫画 人が来ない」

「WEB漫画 人が来ない」「イラスト 人が来ない」で検索してこの日記に来られるかたがいるようなので、今日は何度目かのこの話。


『どうすれば人に見てもらえるサイト作りが出来るか?』(『毒針殺法』の中の人の役に立たない経験から)


「どうすれば人に見てもらえるサイト作りが出来るか?」、これ、ブログ界隈でも何年かに何度か出てきてループする話題。


問「どうすればそういうサイトが出来ますか?」
答「運次第です。」


…話、終了…って、終わらせていただけませんよね? はい。
でも運次第ってのが本当のところだと思うんですよねぇ、自分的には。
そういう話が聞きたいんじゃない? はい、ごもっともで。
それなら自分の経験を書いていこうかなぁと。


でも、今やファンサイトの交流とか相互リンクとかそういうのあんまりやってないような気がするし、掲示板を利用するマナーもどんどん厳しくなってていわゆる「営業」も出来なくなってるしなぁ。
自分がやってたことも今や古臭い、時代に合わない方法だと思うし。
そういう古臭い時代に自分がやっていたこと。


1.ファンサイトの掲示板などで交流を広め、深める。
2.大手ファンサイトさんに相互リンクしていただく。
3.サーチエンジン系への登録。


やってたことって、これぐらいかしら? というか、これぐらいしかなかったような気がする。
今はこんなこと誰もやってないんじゃないかなぁ?


4.大手ニュース系サイト、大手ネタ紹介系サイトに見つけてもらう。


たぶん、これが一番効果があると思います。
ネット発の有名WEB漫画も火が着いたのはこういうサイトからだったりしますし。
ただ問題なのはこういうニュース系や紹介系サイトも減ってきてるんですよねぇ。
こういうサイトも活動を10年を越え、中の人の環境が変わったりして続けていくのが難しいんでしょうけども。そして新規参入もないし。
ニュース系サイトも廃れていくのかもしれないけど、それはまた違う話題として。


そして↑これが一番効果があるんだろうけど、↑これが一番運次第なんですよねぇ。
これ、自分も『CG定点観測』さんとかにどうやってネタを探していたのか聞いてみたかったなぁ。
そうすれば「どうやったらニュース系サイトさんに拾ってもらえるか?」がわかったのに。
一次ソースのニュース系サイトさんに拾われればあとは二次・三次に勝手に広まっていくので一番効率よく人が来るようになると思います。


自分がやっていたのはこれぐらいなもので、本当に運だったと思います。
じゃあ、運に頼らない「今風」な方法を考えてみます。


1.ファンサイトの掲示板などで交流を広め、深める。
2.大手ファンサイトさんに相互リンクしていただく。
3.サーチエンジン系への登録。
4.大手ニュース系サイト、大手ネタ紹介系サイトに見つけてもらう。


…結局「今風」でもこれぐらいしか考えつかないですよ。しかも運次第がひとつ入ってるし。


漫画やイラストを見てもらうならpixivって手もあるじゃないか? ってあるけどアレはねぇ…。
設定出来るんだろうけど漫画やイラストがサムネイルで表示されちゃうのでねぇ。サムネイルがアレだと絵を見てもらえない、カウントされないからねぇ…。わりと残酷。
あと閲覧者がキーワード検索しないと引っかからないってのもねぇ。
検索されて引っかからないといけない、サムネイルではじかれない、これ、結構至難の業だと思うんですよねぇ。
絵がめちゃくちゃ上手い!! って人なら良いと思いますが…、pixivはわりと実力本位制。
自分はpixivにもニュースサイト系でニュースを集めてくるようなソムリエみたいな役目の人たちがいればいいと思うんですけれども。
絵に自信があるって人ならpixivに賭けてみるってのは「あり」だと思いますよ。


「人に見てもらいたい」ってのも色々な「見てもらいたい」があると思うのですが、自分はやっぱり「絵を見てもらいたい」って声をあげるのが一番だと思います。
サイトの中に漫画やイラストが置いてあっても、黙っていれば無いのと同じ。
だったらやっぱり「このサイトには漫画やイラストが置いてあります。是非見てください!」って声をあげるのが一番なんじゃないかなぁ。
その声をあげるのはファンサイトの交流であってもいいし、サーチエンジンであってもいいし、ニュース系サイトへの売り込みでもいいんじゃないかなぁ。
思い返すと自分がやっぱり「人に見てもらえる」ようになったのはファンサイトの繋がりだし、それはいまだに財産になってると思います。
どうすれば「絵を見てもらいたい」って声を届けられるか。
その方法を考えてみるのがいいんじゃないかなぁと自分は思います。